【洗濯機】全自動に丸投げはNG!知って得する洗濯のお得ワザ

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洗濯機といえばついつい自動モード任せにしてしまいがち。でも、洗濯機の機能をフルに活かすには自分でちゃんと設定するのが一番です。今回は洗濯機の基本的な使い方を解説。仕上がりに差が付きますよ!


モードをちゃんと選べば
洗濯仕上がりに差がでます


普段何気なく使っている洗濯機ですが、操作パネルを見るとさまざまなボタンが並んでいます。洗濯から脱水、乾燥についてそれぞれ仕上がりやモードを選んで使いこなせている人は、あまりいないのでは。

でも、実はいわゆる全自動モードだけで洗濯するのと、汚れや生地のダメージ軽減などの用途に応じてモードを選ぶのとでは、仕上がりは大きく異なるんです。すべて使いこなす必要はありませんが、いくつかポイントを押さえておくだけで洗濯効率を向上させることができます。

洗濯モードのなかでもまず押さえておきたいのが、温水モード。ここ2〜3年、各社名称こそ違うものの、お湯で洗剤を溶かして衣類のガンコな汚れを落とすモードを搭載しています。



日立「温水ミスト」


日立の場合、衣類を40〜50℃に温め、黄ばみの原因となる皮脂汚れなどを落ちやすい状態にするモードを搭載しています。



温水で洗うモードは全自動ではなく、事前にモードを設定する必要があります。実際に袖についた黄ばみを温水モードで落としてみました。



Before



After


ここまでキレイに落ちる理由は、洗剤液が温水のほうが化学反応が起きやすく洗浄力がアップするからです。ワイシャツに染みついた黄ばみ以外にも、食べこぼしなど、1回の洗濯ではなかなか落ちなかった汚れも、キレイに除去できるというわけです。



一方、洗浄力よりも生地へのダメージが気になるという人は、ドライコースの活用がオススメ。ドライコースは最近のトレンド機能ではなく、多くの洗濯機に搭載されている定番機能です。

水流を抑制しつつ、生地へのダメージを抑えながら洗えるのが大きなメリットで、ブラウスやプリーツのあるスカートなど、家では洗いにくいデリケートな素材の衣類も洗濯できます。衣類のタグにある取り扱い絵表示に「水洗い可」とあれば、基本的には自宅でも洗えます。



以上、普段何気なく全自動モードを選んでいる洗濯機ですが、汚れや生地の種類によって、最適なモードは変わります。上の表にあるようなトレンド機能を使いこなせば、その製品の利点を最大限引き出すことができます。

洗濯機の基本を押さえたところで、次からは実践的な活用術を紹介します。


ガンコな黄ばみを落とす
温水モードの使い方


先ほども紹介しました「温水モード」ですが、ここではさらに機能を引き出す使い方を解説します。



衣類についた人間の皮脂の汚れは、体温に近い温度以上になったときに落ちやすくなります。各社の製品に搭載されている温水モードは、約40℃以上のお湯で洗うため、ワイシャツの襟元などの汚れもキレイに落ちるという仕組みです。調味料や食べこぼしのしつこい汚れもぜひ温水モードを活用しましょう。

そして、さらにひと手間加えるだけで、黄ばみはさらに落ちやすくなります。それが、食器用洗剤と重曹を使う方法です。ここから3ステップで解説します。



ステップ Г泙此⊃器用洗剤と重曹を1:1で混ぜます。



そして、使い捨てのスプーンなどでかき混ぜ、白濁してきたらOKです。



ステップ◆Л,悩遒辰娠佞髻汚れ部分を覆うように塗り、スポンジで染み込むようにこすります。その後、ぬるま湯ですすぎます。



ステップ:洗濯機にかけます。ぬるま湯をそそいだ時点で汚れが落ちていれば標準モードに。ダメなら温水モードの出番です!



黄ばみだらけの白いワイシャツがここまでキレイになりました。


デリケートなセーターは
ドライコースで優しく洗濯



次に紹介するのは、ドライコースの使い方。自宅でなかなか洗いにくいセーターやシワになりやすいブラウスなどの衣類は、ドライコースで洗濯できます。そもそもドライコースはデリケートな衣類向けにある機能。「水洗い可」の取り扱い絵表示があれば、洗濯ネットに衣類を入れて、ダメージを軽減しながら気軽に洗濯できるんです。

ここで注意したいのが、クリーニング屋の「ドライクリーニング」と別物であるということ。クリーニング屋のドライクリーニングは石油系有機溶剤で洗うのに対して、家庭用洗濯機のドライコースはあくまでも水で洗濯します。



また、衣類を優しく洗うドライコースは、ネットにたたんで入れることで、さらにダメージを軽減できます。では、実際にドライコースでセータを洗う手順を見ていきましょう。


STEP まずはタグをチェックしましょう


ドライコースは水洗いなので、まずタグの取り扱い絵表示をみて対応しているかチェックしましょう。



取り扱い絵表示に洗濯機OK、手洗いOKマークが記載されていれば大丈夫です。


STEP ネットに入れます


衣類をたたんで、洗濯ネットに入れます。このとき、洗濯ネットはできるだけジャストサイズのものを選びましょう。また、多く詰め込みすぎるのも避けたいところです。


STEP 洗濯機へ入れます


ドライコースは標準モードと対応容量が異なります。1.5kgが上限となっていることが多いので、基本的には2〜3着以内に抑えたいところです。


STEP 中性洗剤を足します


洗浄力が強い弱アルカリ性より、ダメージを軽減できる中性洗剤をセレクト。中性洗剤は液体洗剤のタイプが多いです。


すすぎ1回は「洗い」を
しっかり行います



ここでは、「すすぎ1回」と「急速モード」の違いについて解説します。

まず、すすぎ1回は洗濯や脱水時間は標準モードと基本的に同じで、じっくり洗うのが特徴。一方、急速モードは洗濯や脱水も大幅省略する分、短時間で洗うという機能です。簡単なモノをサッと洗いたいときに選びましょう。



表にある通り、洗濯と脱水時間に大きな違いがあります。洗濯物の種類によってモードを使い分けるようにしましょう。


衣類のダメージを抑えるなら
弱アルカリ性は避けましょう



洗剤は大きく分けて上の3種類。洗浄力が高い順に弱アルカリ性洗剤、中性洗剤、おしゃれ着用洗剤となり、ダメージもそれに比例して大きくなります。とくに大事な衣類はおしゃれ着用洗剤を選びましょう。

以上、洗濯機の使い方でした。最初にひと手間かけるだけで洗濯物の仕上がりに大きな差がつきます。なんとなく全自動任せにしていた方は、1度試してみてください。


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