21日、中国中央テレビは、ネット上で「食堂のメシがまずい」と書き込み行政拘留処分を受けた2人について、「法律の適用が不適切」として処分が取り消された上で、担当した警察機関の幹部が停職処分を受けたと報じた。

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2017年8月21日、中国中央テレビ(CCTV)は、ネット上で「食堂のメシがまずい」と書き込み行政拘留処分を受けた2人について、「法律の適用が不適切」として処分が取り消された上で、担当した警察機関の幹部が停職処分を受けたと報じた。

停職処分となったのは、河北省邯鄲市渉県城関派出所の所長。同派出所は先日、中国国内の複数のネット上で「渉県の新しい病院にある食堂は質が悪く値段が高いうえ、量が少ない。これが人民の病院なのか」との書き込みが行われているとの通報を受け、調査を開始。8月16日、情報を流した2人を公共の秩序を乱したとの理由で行政拘留処分とした。

しかし、「病院のメシがまずい」という理由だけで行政拘留処分を下した警察当局に対する疑問がネット上で高まり、邯鄲市の法制当局が渉県公安局に対して再調査の実施を指示した。その結果、2人のうち1人はこの病院が移転する前に院内の食堂を経営しており、移転後の経営権を得ることができずに不満が募り、飲酒後にネット上で実際の状況とはかけ離れた情報を流したことが分かった。

邯鄲市公安局は同じ派出所による2人への処分を「法律の適用が不適切」と判断、処分を取り消して派出所が謝罪を行うよう命じるとともに、派出所長を停職処分にした。また、担当した警察官も法執行の職務から外されたという。(翻訳・編集/川尻)