21日、韓国のある飲食店で、客が赤ちゃんを寝かせた揺り籠をテーブル上に置いた写真がこのほどインターネット上で公開され、熱い論争が起こっている。資料写真。

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2017年8月21日、韓国のある飲食店で、客が赤ちゃんを寝かせた揺り籠をテーブル上に置いた写真がこのほどインターネット上で公開され、熱い論争が起こっている。韓国・国民日報が伝えた。

先月20日、韓国のネット掲示板に「食卓の上にベビーカーを外して乗せて食事した客」と題する書き込みがあった。掲載された写真のテーブルの上には、ベビーカーから取り外した揺り籃がどーんと置かれている。書き込みによると、揺り籠の中には靴を履いたままの赤ちゃんが寝ていたそうで、同じ小上がりにはすぐ隣に客用のテーブルがあったという。スレッド主は「本人は恐らく何が問題か分かっていないだろう。これだから『マム虫(チュン)』と言われてしまうんだ」と心情をつづった。

「マム虫」とは「Mom(母親)」と「虫」を合わせた造語で、公共の場所で子どもを注意せずに自由にさせておく母親や、赤ちゃんのための思いやりを超えてエチケットを守らない母親を意味する。今や韓国の流行語の一つとなり、ネット上でもしばしば批判の対象になっていた。

今回の「揺り籠」スレッドも数百件のコメントを集めるなど、ネットユーザーの間で「マム虫」論争が勃発した。擁護派は「席が足りない状況なら非難されることだが、席に余裕もあり、ベビーカーそのものを載せたではなく揺り籠だから問題ない」「前もって店のオーナーに許可を取っていればたたかれることではない」と主張。一方の反対派は「オーナーに事前に確認していたとしたら、それ自体が非常識な行動」「揺り籠の底が不安定で、子どもが暴れたら(横の)鉄板上に落ちそうで危険」「子どもの安全のためにも床に置くのが正しい」「他の客にとっては迷惑でしかない」「赤ちゃんをだっこすればいいのに」などと主張している。

また、話題は韓国で最近増えているという「ノーキッズゾーン(乳幼児や子ども同伴客の出入りを制限すること)」にも発展し、「他の客や店に配慮のないこういう行動がノーキッズゾーンをさらに拡大させている」「マム虫がいる限りノーキッズゾーンは増えざるを得ない。こういうママにはマナー教育が必要」との声のほか、「韓国社会が子育てにおいて相互に思いやることのできる雰囲気づくりが必要」との指摘も上がった。(翻訳・編集/松村)