陣内孝則“危険な色気”のある男役で28年ぶりに野島伸司作品に出演

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玉山鉄二と佐々木希が夫婦の“悲劇的恋愛”に挑む、野島伸司による「Hulu」オリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』(9月16日配信スタート、全8話)の追加キャストが発表。陣内孝則をはじめ、木村多江、古谷一行、奥菜恵、笛木優子といった豪華俳優陣が出演していることがわかった。

本作は、野島が「本当に描きたいドラマ」を形にするべく、3年もの歳月をかけて丁寧に紡ぎ出した。この渾身の最新作の題材として野島が選んだのは、“男女の間に横たわる究極のカセ”、地上波作品では描くことが極めて困難な“セックス依存症”。その呼称と症状から好奇の目で見られがちだが、実は「性嗜好障害」という病気の一つで、患者ひとりの力では到底抗えない深刻な心のエラーである。この作品で野島は、心から愛し合いながらも“妻のセックス依存症”という究極の試練を与えられた新婚夫婦・立木信夫(玉山)と彩(佐々木)を中心に、“心の闇を抱えた男女らの愛と憎しみが交錯する群像劇”を描写した。心のひだをすくい取る繊細さ、胸をえぐる鋭さを、すべてを包み込むような詩的で優しい描写と巧みに共鳴させながら、観る者を、狂おしくも切ない愛の世界へと誘う。

28年ぶりに野島作品に挑む陣内が演じるのは、アルコール依存に陥った文芸誌の編集長・倉田和馬。出演決定を受け、陣内は「『愛しあってるかい!』以来、28年ぶりに野島伸司先生に声を掛けていただけるとは……。オファーがきた時は驚きましたし、嬉しかったです」と喜びを明かし、「授かった役は“心の闇”というウィークポイントを持つ半面、ともすれば人生を侵されてしまいそうな“危険な色気”のある男。この役を全うするため、多少痩せて、現場に臨みました」と役について紹介。「人間誰しもが大なり小なり抱える“心の闇との葛藤”、人間だれしもが持つ“心の弱さ”が生み出す“依存症”という病……。それらを通して、人としての在り様を問うストーリーこそが、この作品の魅力ではないでしょうか。こんなにも面白く、魅力的な作品に参加させていただき感謝しております。ストーリーそのものがみどころ! ぜひ最後までご覧ください」とメッセージを送った。

一方、木村が演じるのは、倉田と恋人関係にあり、彩のカウンセリングを担当する臨床心理士・小早川志保。木村は「これまで視聴者として野島伸司先生の作品を見てきたけれど、まさか自分が参加できるとは思ってもいませんでした。出演が決まったときは夢のようで、嬉しかったです」と語り、「私が演じる志保は、非常に理性的で理知的だけど、感情をコントロールできません。そんな人間臭さが魅力的な人だと思います。ですから、常に客観性を持っている人が、主観的に壊れてしまう自分との間でもがいている、揺れや苦しみを出すことを意識して演じました」と役柄を分析。「野島先生の作品の文学的とも言える言葉と空気感、スリルとファンタジーの世界観を、楽しんでいただけたら何よりです」とコメントを寄せた。

このほか、奥菜は、公私ともに親しい関係にある信夫と彩にも言えない秘密を抱えるファッション誌編集長・新城玲子役。笛木は、最後に視聴者をあっと驚かせる謎めいた流行作家・雫石奈美役。古谷は、女性編集者を次々と食い物にしてきたと噂される怪しげな大物作家・小野田史郎役を演じることが発表された。