「お土産を女性社員に配らせる文化」が物議を醸している。

お土産の配り方が物議に

お盆休みが終わり、今日から仕事という人もいるのではないだろうか。

旅先のお土産を配り合うのは、連休明けの職場でよく見られる光景。そんな「お土産配り」を巡って、ネット上で議論が巻き起こっている。

はてな匿名ダイアリーに20日、「お土産を女性社員に配らせる文化」というタイトルの記事が投稿された。

「なぜ女性社員に押し付けるの」と不満

投稿主は男性上司が旅行のお土産を女性社員に渡して配らせる文化について「あれ、なんなの?」とコメント。

本人が配れば旅行に関する雑談や御礼も直接できるのに、なぜ女性社員に押し付けるのかと疑問を呈し、「女性社員だって暇じゃないのに。舐めやがって」と不満をあらわにしている。

ちなみに投稿主さんが派遣で渡ってきた4社中3社で「お土産を女性社員に配らせる文化」があったという。

「わかる」と賛同する声が続々

投稿を受けてネット上には、「いまだにそんな文化があるんだ?」と驚く声が寄せられている。最近はお土産は出入り口近くのスペースに置くだけという会社や、お土産置き場においてSlackやメールで通知するという職場もあるようだ。

しかし、同じような文化が存在する会社も多いようで、「わかる…」「やってたなぁ」「男が配ってるところは見たことないかも。スイーツ、雑用=女の仕事?っていう脳回路なのかな」「良く分からない文化だった」「ずっと謎だった。なんで?」など、賛同する声が続々。

「自分のを配るのがめんどうで買わない時もあるのに…」「めんどくさい」「そもそも、お土産を配る文化を無くしてほしい」「自分で配れ」と嘆く声が投稿されている。

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おじさんなりの気配り?

なぜ、自分のお土産を他人に配らせるのか。

ネット上には「おっさんより女性が配った方が喜ばれるだろ」「偉い人が直接配ったら恐縮するから、という謎の気配りなのかも」「全員に配って、残りは女性たちで分けて食べてね、というつもりなんだが…」という意見が投稿されていた。

法律違反の可能性も

だいぶ少なくなってはいるが、かつては女性社員にお土産配りやお茶くみ、雑用等を任せる会社が多く存在した。女性だけに雑用を押し付けることは問題にならないのだろうか。

厚生労働省公式サイトの男女雇用機会均等法Q&Aでは、「男性社員は忙しいので、お茶くみや掃除等の雑用は女性に任せていますが、何か問題はあるでしょうか?」という質問にこう回答している。

男性労働者は通常の業務のみに従事させ、女性労働者についてのみ通常の業務に加えてお茶くみ・掃除等を行わせることは均等法に違反します。

社内においてこのような取扱いが生じないよう徹底をお願いします。

「お茶くみ」が廃れていったように、「お土産を女性社員に配らせる文化」も時代遅れの消えゆく文化になりそうだ。