本来は野生で暮らしているはずのものが、何らかの事情でヒトによって保護されることがある。ケガがきっかけだったり、ヒトの手で飼われていたものが手放されたり、ときにはブラックマーケットで取引されたものが保護されることもある。

そんな野生動物たちを保護している米カリフォルニア州のAnimal Tracks Inc.は、野生動物の美しさをとても印象的な形でアピールすることにした。

それがこちらだ。

▼サーバルキャットのモンゾ

本来はアフリカに生息しているサーバルキャットのモンゾ(11歳)。違法にアメリカ国内に持ち込まれたところを、魚類鳥獣保護局によって差し押さえられた。

▼ベンガルのチェシア

11歳のチェシアは、サーバルキャットのモンゾの親友。何人かのヒトと暮らしたものの、最後の飼い主は十分にかまってあげられず、様々な問題行動を起こすようになってしまい、Animal Tracks Inc.で暮らすことになったのだという。

残念なことだが、ベンガルのように野生種と交配して作られた種類では、こういったケースは珍しくないのだという。

▼カンガルーのベラ・ルー

オーストラリア出身のベラ・ルーは、米国内で許可なく飼育されていたそうだ。現在はAnimal Tracks Inc.にて、同じくオーストラリア出身のワラビーと仲良く暮らしているという。

▼狼とイヌの混血、スカウト

映画業界で活躍してきた5歳のスカウト。背骨に問題があるとわかり、Animal Tracks Inc.に持ち込まれた。誰にでもフレンドリーなのだという。

▼バタンインコのジェイクとカミ

ジェイクとカミは元々ペットとして飼われていたものの、何らかの事情により手放されてしまったバタンインコだ。Animal Tracks Inc.のスタッフとランチを楽しむ、とっても気のいい2匹なのだという。

▼ワライカワセミのバンバン

推定9歳のバンバンは、ほかの鳥に襲われたことをきっかけに保護された。

▼フェネックのドビー

彼は母親に育児放棄されていたところを、ミネソタ州で保護された。

▼メイキング動画はこちら

“ワイルド・シングズ”という名のシリーズ

全部で19枚の写真からなる一連のシリーズは、“ワイルド・シングズ”と名付けられている。

写真家のナターシャ・ウィルソンさんによって撮影され、5月下旬から6月の上旬にかけて、彼女のInstagramなどで発表されたものだ。

残念なことにブラックマーケットの犠牲となる野生動物たちがいることを知ってもらうのも、シリーズの目的なのだという。

じわじわと注目を集め、アメリカ国内だけではなくフランスなどのウェブサイトがこのシリーズを取り上げている。