ディミトロフがキリオスに勝ち、マスターズ初優勝 [ウェスタン&サザン・オープン]

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 アメリカ・シンシナティで開催された「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・シンシナチ/8月13〜20日/賞金総額497万3120ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、故障のためトッププレーヤーたちの数が激減したドローから浮上したグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が、ニック・キリオス(オーストラリア)を6-3 7-5で下し、ATPマスターズ大会では初となるタイトルを獲得した。

 男子のドローは、故障のためにロジャー・フェデラー(スイス)、アンディ・マレー(イギリス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、前年度者のマリン・チリッチ(クロアチア)を欠いていた。ディミトロフはその状況から実りを引き出し、安定したサービスを活用してタイトルを勝ち獲った。彼は今週を通し、一度しかサービスをブレークされていなかった。

「ただただうれしい。それ以外に言いようがない。トロフィを、特にここで、僕の最初のマスターズ1000の優勝杯を手にできたことを、心から光栄に思う」とディミトロフは言った。

 キリオスは、1時間25分を要したその決勝で、2度しかブレークチャンスを手にすることができず、その双方をものにし損ねた。ディミトロフ、キリオスの双方が、今週までマスターズ1000の大会の決勝に至ったことがなかった。ディミトロフは重要な瞬間の到来を感じ、あとは自分のサービスをキープすれば勝つというゲームを迎えた際に、肩の重さを感じたのだと明かす。

「そのような瞬間に、すごく厳しかったよ」とディミトロフは言った。「非常に多くのことが頭の中を駆け抜けた。今日は僕にとって、ずっと多くのものがかかっていたから、重さもまたより大きかった」。

 キリオスは、ウィンブルドンを含め、この夏に何度も試合からの棄権を引き起こしてきた腰の故障のあと、大きな大会で決勝に進めたことを大いに喜んだ。

「3週間に僕がいたところ----それはまったくよいものではなかったが、今、僕はマスターズの決勝に至った」とキリオスは言った。「それは非常に"ニック・キリオス"らしきことだ。まったくクレイジーだよ」。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」の男子シングルス決勝で、ニック・キリオス(オーストラリア)を破り、マスターズ初優勝を遂げたグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)。(写真◎Getty Images)
Photo: MASON, OH - AUGUST 20: Grigor Dimitrov of Bulgaria celebrates after defeating Nick Kyrgios of Australia to win the men's final during Day 9 of of the Western and Southern Open at the Linder Family Tennis Center on August 20, 2017 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)