【人気カメラ】キヤノンがまさかの苦戦…オートフォーカス比較ランキング14選

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動く被写体を捉えるときに役に立つのがオートフォーカス。だからこそ、性能のよいものを選んで、貴重な一瞬をしっかり収めたいもの。そこで、今回は、人気モデル一挙14台のフォーカス性能を速度と精度の両面から検証しました。


遠距離で動く被写体の撮影は
AFの精度がポイントです


AF(オートフォーカス)とは、自動的にピントを被写体に合わせる機能のことです。基本的にはデジタルカメラのほとんどに搭載されていますが、その性能はカメラによってまちまちです。ちなみに自分でピントを合わせるのがMF(マニュアルフォーカス)となります。

まず、AFの性能差のひとつが合焦までのスピードです。カメラを構えてシャッターボタンを半押しすると合焦点を探してくれますが、レンズが被写体を見つけられずに迷ってしまう機種もなかにはあります。今回のテストでも。動物園で動きまわるペンギンを撮影した際は、せっかくのシャッターチャンスにピントが合わず、逃してしまうこともありました。

次にフォーカス精度も異なり、狙っているペンギンではなく、手前にある網が強く写ってしまう機種もありました。何度やり直しても網からペンギンにピントが合わない機種もあり、かなりのストレスを感じてしまいます。


失敗例:手前の網が悪目立ちしてしまっています


ペンギンではなく、手前の網が目立つ写真になっています。うまく捉えられる機種は、ここまでハッキリ網が写りません。


成功例:ピントがしっかり被写体に合っています


遠距離で動く被写体でも、迷わずスピーディーに合焦するため、シャッターチャンスを逃しません。


テスト方法:動き回るペンギンを被写体にしました


以上を踏まえてオートフォーカス性能の善し悪しを判別すべく、全15モデルを対象に、動き回るペンギンにオートフォーカスでピントを合わせ、かかった時間や途中の挙動を確認しました。

では、早速結果をご覧ください!


1位はニコンのD5600
なめらかにズバッと捉えます



ニコン
D5600
購入金額:6万9670円(ボディのみ)

テストの結果、最もAF性能で優秀な成績を収めたのがニコンのD5600でした。合焦点を探すレンズの動きは非常になめらかで迷いがなく、狙った被写体にスパッとピントを合わせてくれます。

動きまわる被写体でもスムーズに狙いをつけることができて、撮影時の快適さは文句なしと高評価でした。



レリーズを半押しした後でピントを合わせるための挙動がなめらか。速くはありませんが、迷わずにスパッと合焦してくれます。


プロにも人気のモデル
構えたらすぐ撮れます



パナソニック
DMC-GX7 MK2
購入金額:4万7840円(ボディのみ)

続いて評価が高かったのが、パナソニックの「DMC-GX7 MK2」。構えるとすぐにピントを合わせてくれるので、素早く動く被写体の撮影も問題ありません。初心者からプロまで幅広く使える一台です。



合焦するまでにあまり迷う挙動がなく、正確かつスピーディーにピントを合わせてくれます。


遠近のばらつきなく
スムーズに合焦します



オリンパス
PEN E-PL8
購入金額:6万3800円(ボディのみ)

オリンパスの「PEN E-PL8」も合焦はスムーズ。上下左右に加えて回転ぶれにも対応した「3軸手ぶれ補正」搭載で、ミスショットを最小限に抑えてくれます。



ピントを合わせるための挙動にばらつきがなく、遠距離も近距離も素早く合焦してくれます。


前モデルからさらに進化
ストレスなく合焦します



ソニー
α6000
購入金額:7万5470円(パワーズームレンズキット)

前モデルのα5100と比較してさらにオートフォーカス性能が進化したソニーの「α6000」。小型軽量の設計で長時間の撮影にも便利です。



被写体の動きによってやや迷う場面はありましたが、ストレスを感じない速度で合焦しました。


動きはゆっくりでも
性能は全体的に高めです



オリンパス
OM-D E-M5
Mark
購入金額:9万0807円(ボディーのみ)

「PEN E-PL8」と比較して、ややスローな動きの「OM-D E-M5 Mark 供廚任垢、暗所や望遠撮影でも手ぶれを自動補正してくれる機能など、全体的にハイスペックです。



合焦点を探す動きはややゆっくり目。合うときにやや迷うこともありますが、気になるほどではありません。


反応はM5より若干遅めでも
精度は問題ありません



オリンパス
OM-D E-M10 Mark
購入金額:6万7660円(ダブルズームキット)

エントリーモデルだけあり、価格もリーズナブル。それでいながらオリンパスの目玉機能「5軸手ぶれ補正」はしっかり搭載しています。入門機としてピッタリの1台です。



スピードはE-M5よりやや遅めです。合焦点の前後で比較的大きく揺れるものの、その後はきちんとロックされます。


19点のAFターゲットで
被写体をキャッチします



キヤノン
EOS Kiss X8i
購入金額:6万7500円(レンズキット)

進化したオートフォーカスセンサーは19点で被写体をしっかり補足。シャッターチャンスを逃しません。また、初心者にも使いやすいシンプルな操作性もポイントです。



速やかな動きで合焦点を探し、迷わずにピントを合わせます。


対象を素早く補足も
精度は平均レベルです



パナソニック
DC-GF9
購入金額:6万1500円(ダブルズームレンズキット)

パナソニックの「DC-GF9」は秒速30コマ連写の連続撮影が可能な「4Kフォトモード」搭載。取りたいシーンを4Kレベルの高画質で確実に収めることができるのが強みです。



目標の捕捉はスピーディーで迷わず、すぱすぱと決まる感覚。しかし、まれに狙いから外れることもありました。


最軽量で携帯性抜群
AF精度も安定しています



キヤノン
EOS Kiss X7
購入金額:4万9500円(レンズキット)

本体のみ重量がなんと約370gと、「世界最小・最軽量」を誇るキャノンの一眼レフ。フィールドワークしながらの撮影も軽快に行えます。また、ディスプレイタッチでフォーカスの対象を選ぶと、瞬時にオートフォーカスしてくれる機能が便利です。



オートフォーカスポイントはX8iより少ないものの、精度は全く問題ないありませんでした。迷いも少なめでストレスは感じられません。


合焦の速さは
トップクラスです



ニコン 
Nikon 1 J5
購入金額:5万3500円(レンズキット)

味わいのある「ぼけ」を撮れるのが強みの一台。位相差やコントラストをしっかり合わせてくれるオートフォーカス機能もなかなか優秀です。



被写界深度が深く、ピントが合いやすいのが特徴。オートフォーカスの速さはトップレベルの性能です。


若干の迷いが見られるものの
性能はまずまずです



ソニー
α5100
購入金額:5万9480円(パワーズームレンズキット)

タッチパネル搭載で、表示される被写体にタッチするだけでフォーカスや撮影ができます。また、モニターが180°回転するため、綺麗に自撮りができます。SNS専用機としても便利です。



速度はゆっくり。厳しい撮影環境の場合にAFの迷いが見られることが予想されます。しかし性能に大きな問題はありません。


安定した性能で使い勝手良く
合焦後もしっかり被写体を追います



パナソニック
DMC-FZ85
購入金額:3万6378円(レンズキット)

光学60倍の望遠ズーム搭載。4K画像にも対応しているハイスペック機です。性能にソツがなく、オートフォーカスもしっかり機能しました。



ある程度はスピーディーに判断してくれます。合焦してからも狙っている被写体へしっかり付いて行きました。


AFポイントは
やや少なめで不安です



リコー
PENTAX K-70
購入価格:6万2865円(本体のみ)

防塵・防滴機能搭載で、過酷な環境下でも使用できるアウトドア仕様の一台です。



AFポイントは11点でやや少なめでスピードは遅いものの、精度はまずまずです。AFの駆動音が大きいのが少し気になります。


AFに迷い多し
やや不安定です



ソニー
DSC-RX10M3
購入金額:13万3000円

光学25倍の大口径高倍率レンズを搭載。遠く離れた場所から、動く被写体を美しく撮影することができます。とはいえ、ややオートフォーカスに迷いが見られたので、多くの対象のなかで素早く焦合したい場合には注意が必要です。



AFの動きは遅めです。手前の網にピントが合ったまま狙いに復帰できないこともあり、迷うシーンが見られました。


スマホよりは綺麗に撮れますが
焦合スピードが遅いのが弱点



キヤノン
EOS M10
購入金額:5万2002円

アクセサリーを組み替えることによって、スタイルをカスタマイズできるミラーレスカメラ。撮ってすぐにSNSにアップできる手軽さも魅力ですが、本格的な撮影にはやや性能が不足しています。



スピードはかなりゆっくりしていて、しゃきっとした感じがあまりしません。ピントの精度は及第点というレベルです。


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