米サウスカロライナ州チャールストンで、日食グラスを試す親子(2017年8月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国本土では21日、皆既日食が99年ぶりに大陸を横断する。最後に通過するサウスカロライナ(South Carolina)州のチャールストン(Charleston)には、大勢の人たちが集まりつつある。準備は万全だ。

 石畳の道と南北戦争(American Civil War)前の優雅な邸宅が見られる歴史の街チャールストンは20日、皆既日食前夜の喧騒に包まれた。日食観賞用眼鏡を持った地元住民と観光客が、海辺の遊歩道を興奮気味に散歩している。

 今回の皆既日食「グレート・アメリカン・エクリプス(Great American Eclipse)」はその名のとおり、米大陸を北西から南東に横断する。好天に恵まれれば一大天文ショーとなり、観賞パーティーや音楽祭を開く格好の口実になるだろう。ただ、サウスカロライナ州では皆既日食が起きる数時間は曇り空でところどころで雷雨も予想されており、天候は不確かだ。

 日食が最初に見え始めるのは北西部のオレゴン(Oregon)州で、現地時間21日午前9時5分(日本時間22日午前1時5分)。皆既日食となるのは75分後だ。

 米国天文学会(AAS)によると、皆既日食は約1200万人が暮らす全米14州を横断する。その他の地域でも、大勢の人が少なくとも部分日食を見ることはできる。

 地元紙ポスト・アンド・クーリエ(The Post and Courier)によると、チャールストンでは、職員が皆既日食を見物する人たち交通の混雑に巻き込まれるのを避けるため、地元行政機関の一部を休業とし、警察や緊急サービスの人員を追加して対応する。

 サウスカロライナ州には約200万人が訪れると見込まれている。
【翻訳編集】AFPBB News