陸上、ダイヤモンドリーグ2017第12戦バーミンガム大会。優勝を喜ぶモハメド・ファラー(2017年8月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】陸上、ダイヤモンドリーグ(IAAF Diamond League 2017)第12戦のバーミンガム大会(The Muller Grand Prix Birmingham 2017)は20日、男子3000メートルが行われ、地元英国の英雄モハメド・ファラー(Mohammed Farah)が優勝を飾った。

 レース前にはオープントップのベントレー(Bentley)でスタジアムを一周し、母国でのトラックラストランを一目見ようと詰めかけたファンにあいさつをした34歳のファラーは、「勝利」の期待に見事な走りで応えてみせた。

 今月開催された第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)では5000メートルで銀メダルに終わり、3大会連続での2冠を逃したファラーは、23日に行われるダイヤモンドリーグ第13戦のチューリヒ大会(Weltklasse Zurich 2017)を最後にトラック種目を離れ、マラソンに転向する。

 優勝を決めると、ひざまずいてトラックにキスをし、英国旗ユニオンジャック(Union Jack)を羽織って喜んだファラーは「素晴らしい1週間になった。疲れはたまっているが、少しだけ家族と休む時間もつくることができた」と語った。

「ロンドンの時までとは言わずとも、感情は高まっている。ホームでは最後だったからね。走っているときはレースと、駆け付けてくれた人のことを考えていたよ」

 また、8歳の時に母と2人の兄弟と共に内戦中のソマリアから英国に移住したファラーは、「五輪で4個も金メダルを獲得できたということに尽きる(2012年と2016年にそれぞれ2冠)。英国のために走ることを小さいころから夢見てきたんだ」と続けた。

「人々が望むように、趣味が仕事になった。ロードレースへの転向は新たな挑戦であり、新たな発想。興奮しているよ」
【翻訳編集】AFPBB News