のびー / PIXTA

かけっこが得意な子は学校のヒーロー。

これは、今も昔も変わらないような気がします。

50メートル走でいいタイムを出したい、運動会で速くカッコよく走りたい、という子どもは多いはず!

今回も前回に引き続き、世界陸上銅メダリスト・為末大さんの著書『子どもの足をすぐに速くする!』(扶桑社刊)から、速く走るためのコツをご紹介。

画期的なメソッドの一部をご紹介するとともに、筆者の10歳の長女が実践した成果をお伝えしたいと思います!

■まず注目したのは、「スタートの構え」と「スタートダッシダッシュ」

足が速くなる練習の仕方(ドリル)は本書で紹介されているほか、DVDとカードにもなっていて便利なのですが、最初から全部をやるのは大変そう……。

そこでまず、簡単にチャレンジできて効果がありそう、と感じたものを試してみることにしました。

それは「スタートの構え」と「スタートダッシュ」です(ドリル3と4)。

「ヨーイ」のときは、体重を前足にかけ、転んでしまう寸前くらいまで身体を走る方向に倒しておく、というもの。

そして「ドン」と同時に、2〜3メートル先に向けていた視線を少しずつ上げながら、腕を大きく振って走ります。

これを意識して修正しただけでも、スタートダッシュがよくなった、と横にいて分かるほどでした!

■「速く走る」3つのポイントも、まずは各種ひとつずつチャレンジ!

「弾む」「はさむ」「押しきる」からも、簡単で効果がありそうなものをピックアップして、10歳の長女に実践してもらいました。

「弾む」からは、両足でまっすぐ上に連続ジャンプ(ドリル7)。

下半身にバネが入ったイメージで親指の付け根あたりで地面を押します。

20回を2、3セット行いました。

「はさむ」からは、真っ直ぐ引き上げるように、ももの上げ下げをその場で速くやってもらいました(ドリル13)。

身体もまっすぐで、腕を振ってバランスをとることにも注意です。

「押しきる」からは、ワンツージャンプです(ドリル18)。

走りながら3歩目でジャンプして膝で壁を突き破るイメージで身体を前に進めました。

最初は考えながら走るので、動きがおかしかったのですが(笑)、慣れてくると、姿勢のよい走り姿に!

本人の体感として「速くなってる!」と言っていましたし、横から見ても、そして後ろ姿を見てもスピードアップしているように感じられました。

実際、50メートルぴったりかは分かりませんが、昨年度学校で測ったタイムよりは速くなっていたようで、ニコニコしていました。

少しずつでも続ければ、タイムを計る体育の授業のときや、運動会で自信がつきそうです。

今年は運動会の数週間前になったら、もっとドリルの数をこなしてみようと考えています!

【参考】

『DVD付き 為末式かけっこメソッド 子どもの足を速くする!』 為末 大著(扶桑社刊)