若いうちから予防を

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ある日、首やデコルテなどにポツンと小さな突起ができていたという経験はありませんか? それはもしかしたら「老人性イボ」かもしれません。「まだ若いから大丈夫」と安心しているのは間違いです。早くから予防策をとって防止するとともに、できてしまった場合も早めに対処することが大切です。

そこで今回は、老人性イボの原因と対処法をご紹介したいと思います。

知った上で正しく対処を! 老人性イボの原因と予防法

老人性イボは別名「脂漏性角化症」といって、いわゆる老化現象のひとつです。人は肌に紫外線を浴びると、シミの元であるメラニンが大量に発生します。そのメラニンがそのまま肌に留まることによってシミはできますが、老人性イボはそうしてできたシミが盛り上がったような状態になっている部分のことを指します。

そのため光老化が老人性イボの大きな原因ということになりますが、加齢によって新陳代謝が遅れることも老人性イボの発生を後押ししているといえます。

個人差はあるものの、老人性イボは30代くらいから徐々に見られるようになり、80歳以上になるとほとんどの人に見られるといわれています。ですから、早くから予防していくことが発生を遅らせることにつながります。

予防策としては紫外線対策をしっかりととることが何よりも大切です。日焼け止めを適量塗ることはもちろん、こまめな塗り直しも同時に心がけましょう。また、日傘やスカーフなどを併用するとともに、飲む日焼け止めを服用して体の内側から紫外線ダメージを軽減しましょう。

また、スムーズな新陳代謝を促すケアを取り入れることも老人性イボを予防するのに効果的です。そのためには十分な睡眠やバランスのとれた食事をするといったこと心がけつつ、その日の汚れはその日のうちにしっかりと落とし、保湿するといった基本のケアを丁寧に行いましょう。その上で、肌の代謝を整える効果のある美容液を使ったり、古い角質を除去するようなケアを取り入れたりしましょう。

できてしまったら早めの対策が吉!

しかし、どんなに気をつけていても老人性イボができることはあります。そんな時は早めに対処することが大切です。

セルフケアとしては老人性イボにアプローチできる化粧品やアロマオイルなどを塗るという方法があります。また、体の内側からのアプローチとしては、はと麦茶やヨクイニンという漢方薬を飲むことも有効な手段だといわれています。

このほか、医療機関で治療を受けるという対処法があります。医療機関では、炭酸ガスレーザーやフォトフェイシャルなどの光治療、電気メスでの切除などさまざまな手段の治療があります。それぞれの方法に長所と短所がありますので、医師と相談の上、選択することをおすすめします。

また、老人性イボが顔にできてしまってきれいに消したい場合や、短期間に数が急に増えた時、大きくなった時、出血した時など気になる症状がある場合にも、速やかに医師の診断を受ける必要があります。

シミもそうですが、あるだけでかなり老けて見えてしまうのが老人性イボです。日々の生活の中で常に予防を心がけつつ、できてしまった場合は早めに対処しましょう。