フレッシャーズ編集部

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日本には、年賀状や暑中見舞いのように、時期に応じたあいさつ状を送り合うという習慣があります。社会人になると、取引先やお客さまに向けて、こういったあいさつ状を送る機会も出てきます。今回は、その中の「残暑見舞い」についてご紹介します。残暑見舞いの正しい書き方とはどのようなものなのでしょうか。例文と一緒に見ていきましょう。

■残暑見舞いを出す時期はいつ?

今回ご紹介する残暑見舞いの前に「暑中見舞い」があることは、みなさんもご存じでしょう。しかし、いつの時点で切り替わるのか、わからないという人がいらっしゃるかもしれませんね。

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結論からいうと、残暑見舞いは「立秋以降」に出すあいさつ状です。立秋は年によって異なりますが、2017年では8月7日が立秋に当たります。それ以降に投函(とうかん)するのであれば残暑見舞いとして送りましょう。残暑見舞いはいつごろまでに出せばよいのかというと、これは諸説あるようで、遅くとも8月中には出すというのが一般的とされています。

■残暑見舞の書き方のポイント

残暑見舞い、暑中見舞いともに、暑い時期に相手の健康を気遣い、また、お互いの近況を交換するといった目的を持つあいさつ状です。社会人として、仕事関係の相手に送る場合に盛り込んでおきたい内容は以下のようになります。

●季節のあいさつと日ごろの感謝の気持ち

「残暑お見舞い申し上げます」という定例文だけでも問題ありませんが、暑い季節をイメージさせるような表現を付け加えると、より印象的な残暑見舞いになるでしょう。

感謝の気持ちの表現としては、一般的なビジネス文書と同じく「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」といったもので問題ありません。堅苦しいと感じるようであれば、少し崩した表現を用いてもよいでしょう。相手との距離感によって使い分けましょう。

●親近感を感じさせる共通の話題(近況など)

仕事関係の相手に送る残暑見舞いであれば、お互いに関わってきたプロジェクトや現場での話題に触れておくと、受け取った相手はあなたに対して親近感を覚えてくれることでしょう。また、相手の趣味や嗜好(しこう)までわかっているのであれば、それについての話題を出すことで、より親しみを持ってくれるかもしれませんね。

夏はイベントも多いので、「〇〇というイベントに参加した」という内容であれば、近況報告を兼ねることもでき、相手も楽しく読めるのではないでしょうか。

●相手の健康を気遣う言葉

特に決まった書き方はありませんが、ビジネス用としては「ご自愛ください」とまとめるのがよいでしょう。ただし「お体ご自愛ください」と書いてしまうと、重複表現になってしまうので注意しましょう。

■残暑見舞いの書式は?

残暑見舞いに盛り込みたい内容は上記のとおりですが、相手の安否を気遣う文言や日付も追加します。以下のような順番で書きましょう。

●季節のあいさつと日ごろの感謝の気持ち
●相手の安否を気遣う言葉
●親近感を感じさせる共通の話題(近況など)
●相手の健康を気遣う言葉
●日付、自分の名前

安否を気遣う言葉というのは、要は「お元気ですか?」という趣旨の文言です。ビジネス用の残暑見舞いとしては「お変わりありませんか?」「いかがお過ごしでしょうか?」といった表現がふさわしいでしょう。

日付については「八月十日」など、具体的な日付を書かないのが慣例です。「〇年晩夏」、「〇年八月」と書きましょう。「盛夏」は暑中見舞いの期間に用いる表現なので、残暑見舞いには書かないように気を付けましょう。では、実際の残暑見舞いのサンプルを見て書き方を確認してみましょう。

■残暑見舞いの【例文】

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残暑お見舞い申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。日差しがまぶしい季節になり、毎日厳しい暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日御社にご協力いただきましたイベントも無事成功し、おかげさまでその後の売り上げも順調に伸びております。弊社スタッフも、暑さにも負けず張り切って働いております。これもひとえに御社のおかげと感謝の念に堪えません。弊社スタッフを代表しまして、あらためて御礼申し上げます。

気象情報によりますと、今年はまだまだ暑い日が続くということです。どうかくれぐれもご自愛ください。

平成二十九年八月
株式会社□□□□□
新規開発部
田中次郎
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※相手の氏名は、はがきの表側のみに書くのが通例です。

残暑見舞いの書き方をご紹介しました。残暑見舞いを送るには、郵便局が販売している暑中・残暑見舞いはがき「かもめ〜る」を使ってみるのもよいでしょう。季節感のあるデザインのはがきもあり、手軽に見栄えのいい残暑見舞いを書くことができます。最近はこういったあいさつ状を出す人も減ってきていますが、社会人として良好な人間関係を築いていくためには、作法を知っていたほうがトクというものです。

(藤野晶@dcp)