今夏の大型補強で話題のミラン。開幕戦でクロトーネに快勝した。(C)Getty Images

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 新生ミランがセリエA開幕戦でいきなり快勝。現地時間8月20日、アウェーでクロトーネを3-0で撃破した。
 
 今年4月に中国資本となったミランは、復権を目指して今夏に大型補強を展開する。クロトーネ戦の数時間前に獲得を発表したニコラ・カリニッチ(←フィオレンティーナ)を含めてここまで11人の新戦力を獲得し(放出は13人)、チームは大きく入れ替わった。
 
 このクロトーネの先発も、最終ラインの4人すべて(コンティ、ボヌッチ、ムサッキオ、ロドリゲス)をはじめ、MFのチャルハノールとケシエ、FWのボリーニと実に7人が新戦力。昨シーズンまでモントリーボだった主将は、ユベントスから驚きの移籍を果たしたボヌッチが務めた。
 
 すると3分、CFクトローネがペナルティーエリア内で倒されていきなりPKを獲得。新シーズンから導入されたVAR判定後、敵CBチェッケリーニが退場となり、PKをケシエが冷静に沈めて先制点を奪った。
 
 ミランは数的有利を活かしてその後も敵を押し込み、18分にはスソが右サイドを突破してクロスを上げ、ニアサイドに飛び込んだクトローネがヘディングシュートを叩き込んだ。さらに24分には、縦パスに抜け出したクトローネが折り返し、スソが左足ダイレクトでゴールネットを揺らす。3-0と突き放した。
 
 後半も圧倒的に攻め込んだミランは、62分にクトローネを下げてこれまた新戦力のA・シウバを投入。67分にはコンティをチーム最古参(トップチーム10年目)のアバーテ、77分にはロカテッリをマウリに代えた。
 
 その後もミランはA・シウバなどが何度かチャンスを掴むも、クロトーネの粘りもありゴールを奪えず3-0で試合終了。大半の時間帯で一人多い状況だったとはいえ新戦力が大半のチームとは思えないほど流れるような連携を見せ、今後に期待を抱かせる内容だった。
 
 ミランは今後、8月24日にELプレーオフ第2レグのシュケンディヤ戦(第1レグは6-0)、27日にセリエA2節のカリアリ戦に臨む。