有名人の方々に、ふるさと愛を熱く語ってもらうIRORIOの新連載「タレント観光協会」。

第3弾は、タレントとして活躍するスザンヌさん(30)が熊本県について語ります。

地元での生活や上京時の思い出などを、たっぷり語ってもらいました!

▶前編はこちら!
「熊本地震でガッツがある県民性と分かった」スザンヌが語る地元愛【前編】

上京して水が合わず…

-若い頃に上京されました。

スザンヌ:熊本から福岡、福岡から東京に行って、また熊本にっていう感じです。

19歳ごろに上京したばかりのころには不安もあったし、水も合わなかったので、すっごく肌荒れしました。人生でいちばんぐらい。

-熊本市は水道水が地下水なんですよね。

スザンヌ:そうなんです。上京した時は、髪の毛もバサバサになっていましたね。そういえば、記者さんはどちらの出身ですか?

-青森県の十和田市です。

スザンヌ:あ、知ってますよ!

私、「田舎に泊まろう」(テレビ東京系)という番組で十和田に泊まらせて頂いたんですよ。

すごくいいご夫婦で、運命的な出会いでした。ご好評いただいて、もう一度行ったくらいで。本当に優しくて、今も連絡を取っています。

なんでしたっけ、あの焼き肉のタレを探す旅だったんですよ。

-「スタミナ源たれ」ですね。当時(2009年)は市内で噂になっていました、スザンヌさんが来たらしいと。別の学校で一緒に写真を撮った男子が、見せびらかしていました。

スザンヌ:えー、うれしい!ありがとうございます。

ただ、泊めてくれた方がお酒が強くて私も一緒にへべれけになるまで飲んだんです。だから、誰と写真を撮ったか覚えていなくて(笑)

-他にも誰だか「スザンヌがうちに泊まった」って騒いでいたやつがいました。

スザンヌ:え、いや、それはたぶんウソだと思います(笑)ご夫妻のお孫さんかな?

-お酒もよく飲まれるんですね。

スザンヌ:飲みますねぇ。熊本は焼酎が有名なんですけど、実はあんまり飲めなくて。ワインとかビールばっかり飲んでいます。

-お母様が市内でバー「キャサリン’s BAR」を経営されています。お店のビールのポスターが有名だそうで。

スザンヌ:そうです、そうです!

毎月キャンペーンをしていて、1日から切り替わっているはずです。母が新しく取り直したり昔の写真を使ったりしています。

お店近くの下通のアーケード街 出典元:熊本市フォトギャラリー

地元の人に近い存在に

-熊本に戻られてから、色んな方に声を掛けられませんか。

スザンヌ:だんだん皆さんも慣れてきたみたいで「あ、いる」ぐらいの感覚だと思います。

-最近は熊本のテレビによくご出演しているので、これまで以上に地元の人に近い存在と聞きます。

スザンヌ:本当にうれしいですね。ありがとうございます。

スーパーとかでも、すごく気さくに話しかけてもらえます! 近所のおばあちゃんとか、カゴの中を見るのはちょっとやめてねと思う時はありますけど(笑)

-熊本で育って良かったと感じる場面はありますか。

スザンヌ:うーん、やっぱり人がいいですよね。

東京だと熊本ってだけですごく盛り上がって親近感が湧いて、熊本から来たっていうのを誇りに思っている方がすごく多いように思います。

地元に帰ったら水がきれいなので、お野菜もおいしかったりお肉もおいしかったり。自然がたくさんあるのに、街があってそんなに不便でもない。色んなところに行って、あらためてすごく暮らしやすいと思いますね。

-ここは間違いなく他県に自慢できるというポイントは?

スザンヌ:福岡に負けている自覚はあるんですよね(笑)熊本は鹿児島と対決しているんです。

でも、福岡には観光する場所が多いっていう所で勝っていると思っています。

福岡はおいしいご飯とか夜の繁華街が盛り上がっているけど、熊本は天草のイルカだったり、阿蘇の山だったり、温泉がありますよね。たくさん行く場所があるのかなって思います。都会の度合いは負けていますけど、ここは勝てるかなって!

あとは、数年前まで「パルコ」(大手ファッションビル)は熊本にしかなかったんです。それが誇りだったんですけど、福岡にもできちゃって、もう自慢もできなくなっちゃいました。

熊本弁と深い近所付き合い

-スザンヌさんってなまっている印象がありません。

スザンヌ:私も熊本空港に降りた瞬間から熊本弁になりますよ(笑)

渋谷でアクセサリーを作っている同級生の女性がいるんですけど、東京に引っ越して10年以上経っているのに、彼女は「ここ熊本かな」って錯覚するくらい熊本弁がぜんぜん抜けなくて。

熊本弁を聞くと落ち着いて、憩いの場所ですね。

-熊本空港(益城町)に降りると、ちょっと牛の臭いがするそうで。

スザンヌ:熊本に着いた方がびっくりしていますよね、こんなに田舎なのかって(笑)

熊本市内に30、40分で着くんですけど、初めて来た方はどこに連れて来られたのかなってくらい田舎に感じるらしいですね。

熊本空港 出典元:熊本県くまもと写真館

-田舎らしさを感じる場面はありますか。

スザンヌ:頂きものをしますね。近所の方とかにたくさん穫れたから野菜を持っていきなさいとか。都会だとなかなかないですよね、誰が同じマンションを住んでいるか分からない感じですから。

近所のお付き合いもあって農家の方に畑を耕させてもらったり、子供にも良い経験ができているのかなって思います。

分単位で語りたい熊本観光コース

-最後に思いっきり熊本自慢をお願いします。

スザンヌ:熊本は2泊3日ぐらいで、熊本空港からレンタカーを借りるのいいですかね。

まずは阿蘇を周って雄大な自然とカルデラを見てもらって、阿蘇のディズニーランドって言われるくらい並ぶ「いまきん」っていう人気の食堂で「あか牛どん」を食べて。

地震で傷ついたんですけど、阿蘇神社(阿蘇市)は脇に活気がある面白い商店街をあったりして、その日は市内で馬刺しとかを食べて1泊してもらって。

阿蘇神社 出典元:熊本県くまもと写真館

スザンヌ:次の日は天草でおいしいお寿司を食べて、イルカウォッチング。

世界遺産になった三角(みすみ)西港(宇城市)に行くと、コスプレを500円ぐらいでできるので、そこでコスプレを堪能していただいて、フォトジェニックな写真をインスタに上げて。

そして、天草でいいホテルに一泊して温泉に入ってもらって帰る!…というのが、いちばん良いコースではないでしょうか。

 -スラスラと出てきましたが、完全にモデルコースですね。

スザンヌ:本当は、もうちょっと細かく分単位でも予定を入れたいんですけど(笑)

自分のインスタにアリゾナの友達を案内したときのコースをアップしたら、そのコースで行きますってコメントが来てうれしかったですね。

ぜひインスタには住所も載せているので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

-ありがとうございました。

▶前編はこちら!
「熊本地震でガッツがある県民性と分かった」スザンヌが語る地元愛【前編】

【スザンヌ】1986年10月、熊本市(旧植木町)出身。タレント、女優、歌手。中学生の時に、熊本市内でスカウトされ芸能界へ。2007年にクイズ番組「クイズ ヘキサゴン」への出演で大ブレイクし、08年から「熊本県宣伝部長」。MBS毎日放送 「水野真紀の魔法のレストラン」毎週水曜日19:00〜(関西エリア)、rkb毎日放送 「福おかぁさん」毎週水曜日 19:00〜(福岡エリア)に出演中。公式Instagramは「suzanneeee1028」、公式ブログは「Suzannu No Blogzaunsu」。

【熊本県】 人口約176万6000人(全国23位)、面積約7409平方キロメートル(同15位)。トマト、すいか、夏みかん、甘柿の収穫量などで全国1位。県公式マスコットキャラクターは「くまモン」。

【タレント観光協会】過去のインタビュー

第1回:馬場ふみか(新潟県)-「新潟で育って良かった」日本酒片手に地元愛を語る

第2回:はなわ(佐賀県)-「14年前は佐賀に迷惑かけた」自虐少なめで語る地元愛

第4回:シソンヌじろう(青森県)-「津軽弁、絶対に話すもんかと」地元愛とコンプレックス

第5回:ウーマンラッシュアワー村本大輔-「押し付けられても郷土愛は生まれない」村本流街おこし論