18日、韓国メディアによると、中国と日本は最近、韓国の事例や技術をもとに「スマート教室」を設計し、学校の現場に導入している。しかし、元祖ともいえる韓国のスマート教室は発展が停滞し、3カ国の中で最も後れを取っているという。資料写真。

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2017年8月18日、韓国・YTNによると、中国と日本は最近、韓国の事例や技術をもとに、ICT(情報通信技術)を活用した教育を行うことができる「スマート教室」を設計し、学校の現場に導入している。しかし、元祖ともいえる韓国のスマート教室は発展が停滞し、3カ国の中で最も後れを取っているという。

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漢字を使用する中国は「紙に書く」授業を重視している。そこで登場したのが「スマートペン」。紙の上にペンで字を書くと、その文字がデジタル情報になってモニターに映し出される技術である。書く習慣を維持しつつスマート化した授業ができるとして、現在の中国の学生に最も適した筆記用具と評価されている。

伝統を重視する日本は新たに教室を造るのではなく、既存の教室にアルミフレームを設置した。格子型構造になっており、教室をスマート化するための装備を簡単に取り付けることができる。

このように、韓国に比べスタートは遅かったものの、中国も日本もそれぞれの「スマート教室」システムを完成させ、教育の現場に導入している。実はそのシステムの重要な核心技術のほとんどが韓国で開発されたというが、中国と日本が参考にした韓国のスマート教室はいまだに試作レベルにとどまっているという。原因はデジタル装備やコンテンツばかりに注力し、教育プラットフォームやビッグデータの分析といった新たな概念をおろそかにしてきたためだ。

韓国の「スマート教室」関連企業代表は「韓国は最初から完璧に作ることを意識し過ぎたようだ。柔軟なプラットフォームを先に作り、1つ1つ適用していくべき」と指摘している。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「国民が納得できる仕事をしてほしい」「韓国人はいつも『元祖』という言葉に満足してしまい、その後の発展がない」「日中が速いのではない。韓国が遅過ぎる」など不満の声が寄せられている。

また「日中はどんどん先に進んでいるのに、韓国は大学入試を絶対評価にするか相対評価にするかでもめている」「教育政策を決める人たちが19世紀のマインドを持っているため、韓国の子どもたちは5年後には日中に完全に後れを取るだろう」など今度を懸念する声も。

そのほか「発展するのはいいことだけど、子どもたちの視力の低下が心配」とスマート教室のデメリットを指摘する声もあった。(翻訳・編集/堂本)