[8.20 J2第29節 東京V 2-1 長崎 味スタ]

 J2リーグ第29節が20日、各地で行われ、ホームの東京ヴェルディがV・ファーレン長崎を2-1で下した。2試合連続の複数得点で、3連勝を達成。長崎は連勝を飾ることができず、7月30日の第25節・岡山戦(0-2)以降、勝ちと負けが交互に来る形となっている。

 前節・大分戦の勝利(2-0)でプレーオフ圏内の6位に浮上した東京Vはスタメンを変更せず、MF二川孝広が6月7日の松本戦以来、約2か月半ぶりにベンチ入りした。前節、福岡に1-0で勝利した5位の長崎もスタメンの変更はなし。新潟から期限付き移籍してきたばかりのFW平松宗が新天地で初めてベンチに入った。

 東京Vは前半2分、DF田村直也が自陣右サイドから前線にボールを送ると、長崎守備陣のポジションがかぶる連携ミス。こぼれ球を拾ったFWドウグラス・ヴィエイラが左にパスを送り、裏に抜けたFWアラン・ピニェイロが右足でゴールに流し込んだ。長崎のミスにつけ込んだ東京Vが早々に先制点を奪った。

 その後も互いに3-4-2-1でマッチアップする展開の中、対人戦で上回った東京Vが主導権を握る。前半16分、FW梶川諒太の縦パスに反応したMF渡辺皓太がループで狙うと、同20分には自陣でボールを奪ったMF安西幸輝がそのままドリブルで持ち上がり、PA内からシュートを放った。

 一方の長崎も前半25分すぎからチャンスを増やす。MF飯尾竜太朗のアーリークロスに走り込んだFW木村裕のヘディングは枠を外れたが、直後にはMF翁長聖のグラウンダーパスから再び木村がシュート。同44分にはDF井林章をかわしたFW澤田崇が左サイドを突破したが、田村にスライディングでクリアされた。

 1-0でハーフタイムを迎えた東京Vだが、後半8分、こちらも連携ミスから同点に追いつかれてしまう。最終ライン裏へのクリアボールを追った井林が追うと、飛び出してきたGK柴崎貴広とは異なる方向にヘディング。持ち主を失ったボールは後半から途中出場した平松が拾い、無人のゴールに流し込んだ。

 それでも後半15分、前半から強烈なドリブルを見せ続けていた東京Vの背番号2がチームメイトのミスを帳消しにする。安西は右サイドでボールを受けると、中央に向かって突破を開始。ゴール前約25mの位置から左足を振り抜き、回転がかかったボールがファーサイドに吸い込まれていった。

 安西の22試合ぶりのゴールでリードした東京Vはその後も攻勢をかけ続けて試合を支配し、途中出場のFW高木善朗、FWカルロス・マルティネスが攻撃の中心を担った。一方の長崎は守勢に回る時間が長くなり、MF丸岡満、FW吉岡雅和を投入するも決定打なし。試合はそのまま終了し、勝ち点3を得た6位の東京Vが5位の長崎に勝ち点差1に迫った。

 豪快なゴールを叩き込んだ安西は試合後のインタビューで、「綺麗に入ったので良かったです。イバくん(井林)の失敗を救ったので、今度は救ってもらえると思います」と笑顔を見せた。


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