林全氏

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(台北 20日 中央社)台北市内で行われたユニバーシアード夏季大会の開会式で19日、蔡英文政権に対する抗議活動により選手らの入場が一時妨害されたのを受け、行政院(内閣)は20日、林全行政院長(首相)が関連部署に対し今後、どのような抗議活動も選手や観客の安全もしくは試合の秩序を脅かす行為があれば、厳しく取り締まるよう指示したと明らかにした。

抗議団体は蔡英文政権下で進められている年金改革などに対する不満を訴えており、これまで度々、抗議活動を行っている。19日午後7時ごろ、開会式が行われた台北陸上競技場付近で抗議団体が大きな音を出し、発煙弾を投げるなどする騒ぎが発生、式典の進行が約30分遅れた。総統府や台北市政府もこれに対し、厳しい非難を表明している。

同院の徐国勇報道官によれば、林行政院長は20日午前、林錫耀副院長、葉俊栄・内政部長(内相)、陳国恩・警政署長らを招集。陳警政署長に対し、抗議団体などによる警察への暴力や侮辱など公務執行妨害があれば、直ちに現行犯として身柄を移送するよう要請したという。

また、林行政院長はユニバについて、国際的な大会であり、党派や立場を問わず、国家としてのイメージを維持するために一致団結するべきだと述べた。

(顧セン/編集:楊千慧)