絶好調の青木(23番)。ゴールに向かう積極性が、チームに勢いをつけている。((C)SOCCER DIGEST

写真拡大

[J2リーグ29節]名古屋3-1福岡/8月20日/パロ瑞穂
 
 J2リーグ29節の名古屋対福岡が20日、パロマ瑞穂スタジアムで行なわれ、3-1で名古屋が勝利した。
 
 3位・名古屋と2位・福岡の上位対決は、立ち上がりから引き締まった試合になった。序盤の主導権を握ったのは、アウェーの福岡だ。アグレッシブなプレスで名古屋の攻撃を封じつつ、ボールを奪うとサイドバックが果敢にオーバーラップを仕掛ける。
 
 7分には左サイドバックの亀川諒史が持ち上がってミドルを放ち、続く8分には右サイドバックの駒野友一のクロスから、仲川輝人がヘディングシュート。そして迎えた11分、再び亀川が持ち上がってクロスを供給し、最後は三門雄大がボレーで先制点を突き刺した。
 
 対する名古屋は、失点で目が覚めたのか、ここから反撃を開始する。小林裕紀や田口泰士を起点にボールを回しつつ、前線ではガブリエル・シャビエルが変化をつけて福岡の守備を揺さぶる。そうして押し込んだ末に得た19分のCKから、シモビッチが同点弾をねじ込んだ。
 
 1-1で迎えた後半は一進一退の展開が続くも、徐々に攻撃のアイデアや精度で上回る名古屋がリズムを掴んでいく。なかでも違いを見せつけたのが、G・シャビエルと青木亮太だ。
 
 今夏に加入したブラジル人MFは61分、左サイドに流れてボールをキープし、オーバーラップしてきた秋山陽介に絶妙なヒールパスを通す。これを受けた秋山が低いクロスを送ると、中央に走り込んで来た青木が右足のアウトサイドで豪快に蹴り込んだ。
 
 青木はこれでクラブ記録タイとなる5試合連続ゴール。ウェズレイ、ケネディ、玉田圭司ら偉大な先人たちに並んだ。
 
 リードを奪った名古屋はその後、78分にG・シャビエルのCKからイム・スンギョムがJ初ゴールを決めて福岡を突き放し、そのまま3-1で勝ち切った。
 
 上位対決を制し5連勝を飾ったホームチームは勝点を52に乗せ、福岡に勝点差3に迫った。一方の福岡は今季初の連敗。順位は変わらないものの、ライバルを勢い付かせる痛い敗戦を喫した。