夏の暑い時期は丁寧にお化粧をしていても、汗ですぐに崩れやすくなります。また暑さで毛穴が目立ちやすくなり、特に毛穴熱風と呼ばれる、山や海から吹いてくる熱風により毛穴の開きが助長されやすい時期なんです。そこで毛穴熱風によるダメージを防ぐケアについてご紹介しましょう。

毛穴熱風とは山と海から吹く熱風のこと

夏の気象が毛穴の開きとどのように関係するのか、株式会社ポーラは日本気象協会と共同で毛穴に関する調査・研究を行っています。一般に夏の暑い気候は毛穴を広げやすくしますが、地域的に毛穴の開きに差があることに目をつけ、気象条件による影響を詳しく調査しました。その結果、特に山から吹いてくる熱風と、海から吹いてくる熱風に肌がさらされると、毛穴が開きやすくなることが分かりました。最悪の場合、普段の2倍も毛穴が開いてしまうそうです。毛穴が開いてしまうと化粧のりが悪くなるだけでなく、老けた印象を与えてしまいます。通常、毛穴は74cmの距離まで近づかないと見えませんが、毛穴熱風により開いてしまった毛穴は、95cm離れた所からでも見えるようになり、周囲からも気づかれやすくなります。

毛穴熱風の影響が最も大きいのは静岡県

山からの熱風は、湿った空気が山を通過する時に水分を失ったもので、乾いた熱風が吹き降りて山の下側の温度を上昇させます。また海からの熱風は、湿気を多く含んだ風が吹き上げてきて、海側の地域の温度を上昇させます。山と海からの熱風が両方とも吹き、最も影響を受けやすいのは静岡県であると推測しました。ポーラが全国の女性の肌状況について調べたところ、静岡県に住む女性の毛穴の開きが一番目立っていたとのこと。やはり毛穴熱風の影響は侮れないということが明らかになったのです。

毛穴熱風対策には十分な保湿が効果的

毛穴熱風によるダメージはどのようにして防いだら良いのでしょうか。その秘策は保湿をすることにあるようです。毛穴熱風にさらされると、暑さでしっかり汗をかき皮脂も多くでて、洗顔後、ベタつく乳液や保湿クリームはいらないような気になります。でもこれが間違いのもと。この時期こそしっかり保湿を行っておきたいものなんです。肌には保湿成分があり乾燥から防いでくれていますが、汗をかけばかくほど流れていき、肌が乾燥しやすくなります。また最近はどこでも冷房が効いているため、肌の内側まで乾燥してしまいがちです。乾燥すると肌のキメが荒くなり、余計に毛穴が開きやすくなります。対策として、化粧水をつけた後はしっかり保湿するようにしましょう。お化粧をする前に十分に保湿をしておくと、毛穴が目立ちにくくなります。

それからすでに毛穴の開きが気になる部分は、無理にファンデーションで隠そうとするのではなく、スポンジで丁寧に、四方八方に伸ばしながら薄めにつける方が毛穴が目立ちにくくなります。紫外線だけでなく、毛穴熱風により肌全体にダメージを受けやすい時期です。保湿を怠らないようにして、トラブル知らずな肌で夏を乗り切りましょう。また肌を乾燥させるNG習慣はこちら(保湿よりも大切。肌を乾燥させるNG習慣をやめよう)を参考にしてみてください。


writer:Akina