山手線・京浜東北線・東海道線の線路を海側に寄せ、その跡地と車両基地の一部を再開発するJR線 田町〜品川間。都営線・京急線の泉岳寺駅で下車し、第一京浜(国道15号)を伝って歩くと、品川新駅設置の準備がいろいろと見えてきました。

京浜急行電鉄本社ビルの裏手にある車町児童遊園からは、特急「踊り子」などで活躍する185系が休む姿が見え、その手前には「うおっ」と唸る現場がありました。田町電車区や東京機関区時代に活躍したと思しき、照明灯のランプと傘が大量に集められた光景です。

真夜中の車両群を、青白く照らしたランプと傘が、整然と並べられて廃棄を待っている気配。その先には、かつて急行線の計画の一環としてつくられた高架橋が使われずに放置されていたましたが、いまその跡形もありません。

海側の線路ばかりに注目していたので、山側の道路側に目を向けてみると、またも「あれれっ?」な物件が。泉岳寺駅を出てすぐ、国道沿いにある高輪2丁目職員住宅には、なんとビルの1階部分に「車町公衆便所」が。「都会の国道沿い、ビルのなかに公衆便所があるとは……」と思ってしまう現場です。

さらに国道沿いを品川方面に歩いていくと、線路沿いで営業するコインパーキングに、「建築計画のお知らせ」という看板。ここでまたも「おおっ!」です。その建築物の名称には、「品川新駅(仮称)新築計画」という文字。用途は「駅舎」で、完成予定は「平成32年3月31日」と記されていました。

まだイメージだけしか発表されていない品川新駅。その現場周辺を歩いてみると、動き始めた新駅設置準備のリアルが、見えました。