韓国ソウルにある小学校の校庭(2015年6月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】韓国南部・釜山(Busan)で、大便と同じ発音の校名を持つ小学校が、校名をもっとかぐわしいものに変更することを決めた。学校職員が19日に明らかにした。

 この小学校は1963年に設立された大辺(テビョン、Daebyun)小学校。在校生徒数は77人で、校名は所在地の「大辺里」からとったものだ。

 韓国語の中で漢字に由来する言葉には同音異義語が多数あるが、表音文字のハングルでは区別がつかない。テビョン小学校の場合、不運なことに「テビョン」と耳にした韓国人が真っ先に思い浮かべるのは「大便」だ。このため創立から50年以上もの間、テビョン小学校の生徒や卒業生たちは「ウンコ小学校の生徒なんだって?」などとからかわれることに耐えてきた。

 だが、ついに今年4月、校名の変更を訴える活動が立ち上げられた。AFPの取材に応じた学校職員によると4000人以上の署名が集まったという。

 これを受けて、同校の委員会は3つに絞られた新しい校名候補の中から1つを選び、地元の教育当局に変更を申請する。来年の春学期までには校名変更の許可が得られる見込みだ。新校名3候補のうちの1つ「ヘパラン」は「海の波」の意味。これまでの「悪臭」をきれいに洗い流してくれそうな名前だ。

 韓国の京郷新聞(Kyunghyang Sinmun)によると、テビョン小学校のほかにも「チョンジャ(精子)」「チョングァン(精管)」「ヤドン(アダルト動画)」など赤面するような同義語を持つ学校は他にもあるが、AFPが取材したところ、いずれの学校も改名は検討していないとのことだった。

 日本では昨年春、近畿大学が英文名称を「Kinki University」から「Kindai University」に変更した例がある。「キンキ」という音が「変態な」という意味の英語「kinky(キンキー)」を想起させ、外国人から笑いのタネとされることもあったためだ。

【翻訳編集】AFPBB News