8月25日に公開される映画『エル ELLE』より、ポール・ヴァーホーヴェン監督と主演のイザベル・ユペールのインタビュー映像が公開された。

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 本作は、作家フィリップ・ディジャンの同名小説を『スターシップ・トゥルーパーズ 』のポール・ヴァーホーヴェン監督が映画化したサスペンスムービー。ある日、自宅で覆面の男に襲われた新鋭ゲーム会社の社長ミシェルが、自ら犯人を探し始めるが、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性が次第に明らかになっていく。

 このたび、公開された特別映像は、ヴァーホーヴェン監督とユペールのインタビュー映像。もともとアメリカ映画としてスタートした企画だが、その内容の激しさや主人公の強烈さに、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、マリオン・コティアールといった女優に次々と出演を断られながらも、かねてから原作小説に惚れ込んでいたユペールが逆立候補。ユペールは「彼女は大胆で、多彩な影、コントラストを持っています」とミシェルの魅力を説明。ヴァーホーヴェン監督はユペールを起用することついて「実験的だったし恐れもありました」とコメント。

 キャラクター作りにあたって行った議論についての質問にふたりは揃って「ノー!」と答え、思わず笑顔で顔を合わせる名コンビ振りを見せつつ、監督は「イザベルの思うやり方がいつも正しく、何も言うことはありませんでした」とユペールの作品への深い理解を称える。一方のユペールもカメラのセットや自分を捉える構図などを通じて監督が自分と同じビジョンを持っていることを感じていたことを振り返り、「彼は恐ろしいほどの精密さを備えているわ。昆虫学者の持つ精密さね。彼の本当に細かい細部への注意力は衝撃的だった。彼のそばにいると自由を感じる。溢れるようなアイディアが生まれてくるわ」とも語っている。(リアルサウンド編集部)