総合優勝を果たした埼玉栄【写真:編集部】

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インターハイ競泳最終日、最終種目800リレーで圧勝…夏の女王に君臨

 全国高校総体(インターハイ)水泳最終日は20日、競泳で男子は日大豊山(東京)、女子は埼玉栄(埼玉)が総合優勝を果たした。埼玉栄はこの日の800メートルリレーでも優勝。有終の美を飾り、夏のインターハイ女王に君臨した。

 今大会を象徴するように総力を結集させた。800メートルリレー。リオデジャネイロ五輪代表・今井月(2年)らを擁した豊川(愛知)に5秒以上をつけて圧勝。最終種目の8分7秒27の大会新記録を優勝で締めくくった。

「この種目で絶対優勝したいと話していた。大会新はこのメンバーでしか出せないと思っていたので、記録を出すことがうれしい」

 第1泳を務めた3年生・柴田夏海は、誰が欠けても成しえなかった新記録の喜びを表現し、感情を爆発。第2泳の神田美夢(1年)は「優勝できて良かったです。最高です」と感極まった。

第3、4泳の2人にあった特別な思い「去年、悔しかったのでリベンジを…」

 特に、第3、4泳の2人には特別な思いがあった。

 昨年はこの種目で表彰台にも届かず。佐藤千夏(3年)は「私が足を引っ張ってしまった」と振り返り、アンカーの永島遥(2年)は「去年、悔しかったのでリベンジできて良かった」と雪辱を晴らし、喜びも倍増した。

 これで総合成績でも213.5点の春日部共栄(埼玉)、199点の豊川を下し、216点で優勝。今大会は佐藤が自由形で400メートルと800メートルを大会新で2冠を達成するなど、原動力となった。

「周りのいろんな人に支えられてやってこられた」と佐藤は大会中、しきりに語っていた。それはチームにとっても同じ。多くの「支え」に導かれ、埼玉栄が夏の女王に輝いた。