スペイン・テロの実行犯は大量のガスボンベを保有(画像は『Russia News Now 2017年8月19日付「Mother of Satan plot: Barcelona terrorists were plotting bigger atrocity at Sagrada Familia using deadly homemade explosive」』のスクリーンショット)

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スペイン・カタルーニャ州のバルセロナほかで相次いだテロ事件は14名の死者と130名近くの負傷者を出したが、その後、実行犯らが使用していたアジトから多数のガスボンベなどが押収されていた。その目的が有名観光スポットでの大規模爆発であったことを欧州の主要メディアが続々と報じている。

世界遺産に登録され、スペインの随一の観光名所であるバルセロナの「サグラダ・ファミリア教会」。ここでもしも大規模な爆発が起きたら死傷者はどれほどの数になるのだろうか。現地の17日、バルセロナとカンブリスで暴走する車が大勢の歩行者をはねるというテロ事件が相次いだが、いずれの実行犯も「イスラム国(IS)」のジハーディストとしてグループで活動していたとみられている。

スペインのメディア『El Espanol』などが伝えたところによれば、実行犯らのアジトはバルセロナから約200km離れたアルカナルのとある家屋であったもよう。カタルーニャ警察はそこからガスボンベ20本以上と過酸化アセトン(TATP)を押収したが、その後ホセ・ルイス・トラペロ署長が「犯行グループはブタンガスボンベを大量に積んだバン3台を準備し、観光客が多数集まるバルセロナのランブラス通り、サグラダ・ファミリア教会、そして湾岸沿いの繁華街の順で大規模な爆発テロを起こす計画であったことが確認された」と発表した。

なお過酸化アセトンは高性能爆薬として知られ、2005年7月のロンドン同時多発テロ、2015年11月のパリ同時多発テロ、2016年3月のブリュッセル連続テロで使用された。このたびの事件では前日である16日夜にアジトで不測の爆発事故が起き、グループの1名が死亡。テロの手段を急きょ暴走車に切り替えたのではないかという。

画像は『Russia News Now 2017年8月19日付「Mother of Satan plot: Barcelona terrorists were plotting bigger atrocity at Sagrada Familia using deadly homemade explosive」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)