母国ブラジルで単独トレーニングに励み、コンディション維持は行なっているというD・コスタ。はたして、当人が望む古巣復帰は叶うのか? (C) Getty Images

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 スペイン代表FWのジエゴ・コスタに「さらなる努力」を求められ、アトレティコ・マドリーは条件の引き上げを決意したのだろうか。スペインのラジオ局『オンダ・セロ』は現地時間8月19日、アトレティコとチェルシーがD・コスタの移籍で合意したと報じた。スペイン紙『アス』が伝えている。
 
 6月にチェルシーのアントニオ・コンテ監督からメールで戦力外を言い渡されたD・コスタは現在、故郷ブラジルで単独トレーニングを続けている。チェルシーはチーム合流を求めているが、選手は戦力外とされたことを理由に拒否。ミランなども関心を寄せているが、古巣アトレティコへの復帰を要求している。
 
 しかし、チェルシーとアトレティコが合意に至らないことに対して、D・コスタは先日、『ESPNブラジル』のインタビューで、「さらなる努力をしないクラブを待ち続けることはできない」とコメント。チェルシーの要求額を非難しながらも、アトレティコに条件アップを求めた。
 
 そして19日付のアス紙は、アトレティコが4500万ユーロ(約57億6000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約12億8000万円)という総額5500万ユーロ(約70億4000万円)を支払うことで、チェルシーと合意に達したと伝えた。
 
 ただ、チェルシーとD・コスタは互いに対する法的措置も辞さない構えと言われており、合流拒否に対する罰金処分などを含め、解決すべき問題を抱えているとのこと。そのため、アトレティコは両者の問題が解決するまでは移籍金を支払わない構えだという。
 
 一方で、英国側の報道では、そもそもチェルシーとアトレティコが合意には達していないともされている。
 
 英紙『デイリー・メール』は、アトレティコが4100万ポンド(約59億4500万円)+ボーナス900万ポンド(約13億500万円)の総額5000万ポンド(約72億5000万円)を準備していると報道。それでも6000万ポンド(約87億円)というチェルシーの要求額に達していないと伝えた。
 
 19日のリーガ・エスパニョーラ開幕戦で、フランス代表FWのアントワーヌ・グリエーズマンが退場となり、数的不利となりながらも何とか追いつての、2-2とドロー発進となったアトレティコ。FIFAからの補強禁止処分が解ける1月まで新戦力を登録できないが、後半戦に向けてD・コスタを確保するのだろうか。
 
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