家族や恋人など、身近な人が「女装の趣味」を持っていたら…どうする?<女装小説家・仙田学の疑問>

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 家族や恋人など、身近な人が意外な趣味を持っていることを知ったとき、あなたはどうするだろう?

 たとえば、それが女装だったら…?

 とりあえずびっくりするだろう。

 そして悩むのではないだろうか。受け容れるべきか、拒絶すべきか。

 というわけで今回は、「もし彼氏が女装を始めた場合、どう反応するか?」というテーマで女性たちにアンケートをとってみた。

 女装に限らず、「彼氏が理解できない趣味に走りだした」と悩んでいる女性たちは参考にしてほしい。

 もちろん、家族や恋人に理解されにくい趣味を持っている男性たちも。

― 第12回 女装小説家 仙田学の「女のコより僕のほうが可愛いもんっ!!」 ―

 質問は以下のふたつ。

彼氏がとつぜんこんなことを言いだしたらどう対応しますか? 「実はおれ、女装の趣味があるんだ。いまは部屋でひとりでメイクしたり、女の子の服着たりしてるだけなんだけど、できれば女装しておでかけとかしたいんだよね。今度一緒に行かない?」

これまで女装男子に会ったことはありますか? もしあった場合、印象的なエピソードなどがあれば教えてください。

 さっそく、それぞれ見ていこう。

 まずは質問,砲弔い董

「ほんとに!? めっちゃ行きたいけど、まずクオリティ見たいから全力の女装して! 今! そこに私が手を加えるから」(10代・学生)

――「私が手を加えるから」に吹いた。なぜ手を加えることが前提に……?

「男友達だったら、ノリノリで色んな服を着せて、メイクもギラギラにして一緒に出かけて騒ぐ。でも、彼氏となると……理解してあげたいけど、『自分の見てないところでしてきてね』と言うかも。兄でも、弟でも、父でも、息子でも、夫でも、身近な存在ほど困惑したり心配したりすると思う」(40代)

――身近な人ほど心配したり困惑したりしてしまう、という気持ちはよくわかる。新宿の女装サロンバー「女の子クラブ」のママ、くりこさんも言っていた。女装のことをご両親にカミングアウトできたのは、それが仕事として社会性を得てからだったと。

「『「いいよ〜』と即答。一緒にメイクして洋服選びっこして仲良く出かける。中身が好きなので一緒にいられれば幸せだし、本当のことを言ってくれたことが嬉しい。姉妹みたいで楽しそう」(20代・会社員)

――「本当のことを言ってくれたことが嬉しい」。さらっと書いてあるけれど、すべてはこのひと言に尽きる気がする。

「私の服は着れないかな。『メイクも教えてあげるし、可愛くして遊びに行こ!』と言う」(10代・学生)

――あんまり細い女の子の場合は、服の交換は難しいかも。それでもこんな受け答えをしてもらえたら、女装男子はキュンキュンくるのでは。

 続いて質問△砲弔い董

「私の信仰している2次元のアイドルが女装男子。彼が女装をする理由は、『可愛いものが好き! 男とか女とかどうでもいい。自分らしくいるためにアイドルをやる!』というもの。好きなものを好きって堂々と言えるって素敵だと思う。現実でもこういう理由で女装をしてる人はいるのかな」(10代・学生)

――好きなものを好き、堂々と言うこと。それを表現できる場を持つこと。この連載を通してご紹介してきた女装男子たちから、僕もそのことの素晴らしさはたくさん教わってきた。

「女装男子に出会ったのは、夜のお店くらい。『私も妊娠して男をがんじがらめにしたい!!』と言っていたのが強烈だった。仙田さん(筆者)は最初から女装しているのを知っていたので、なんの違和感もなく受け入れていた。

 そのままそっくりが仙田さんだと思ってるので、好きなことに正直に、自然体でいて欲しい。仙田さんのことがあってか、女装男子に対する感じかたが変わった気もしている」(40代)