ブエルタ・ア・エスパーニャ、第1ステージ(チームタイムトライアル、13.7キロメートル)を制し、表彰台で歓声に応えるBMCレーシングチームの選手(2017年8月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)が19日、スペイン東部カタルーニャ(Catalonia)自治州のバルセロナ(Barcelona)で発生した車突入事件により厳戒態勢が敷かれるなか、フランス・ニーム(Nimes)でのチームタイムトライアル(13.7キロメートル)で開幕し、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)がステージを制した。

 大会史上3度目となるスペイン国外でのスタートとなった今大会の第1ステージで、BMCはクイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)、チームサンウェブ(Team Sunweb)に6秒差をつけると、ローハン・デニス(Rohan Dennis、オーストラリア)が総合首位の赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を獲得している。

 デニスは「僕らは完璧にやり切った。コースはとてもテクニカルだし、いくつかアップダウンもあってスピードも出るので、チームの実力すべてを発揮する必要があった」とコメントした。

 大会開幕前から優勝候補筆頭に挙げられているクリス・フルーム(Chris Froome、英国)を擁するチームスカイ(Team Sky)は、トップと9秒差の4位に終わったが、総合優勝を目指すフルームにとって、ほかのライバルからリードを奪うには十分だった。

 ツール・ド・フランス(2017 Tour de France)で通算4度目の総合制覇を果たしたフルームは、1963年のジャック・アンクティル(Jacques Anquetil)氏と1978年のベルナール・イノー(Bernard Hinault)氏のフランス勢に続き、同一年にツールとブエルタの総合優勝を達成した史上3人目の選手になることを目指している。

 スカイでスポーツディレクターを務めるニコラス・ポータル(Nicolas Portal)氏は、「われわれは今回のタイムトライアルが速くてテクニカルだということを知っていた。トップのBMCとの差は9秒しかないし、ほかよりもタイムは良かった」と述べた。

 スカイから8秒差の5位には、双子のサイモン・イェーツ(Simon Yates)とアダム・イェーツ(Adam Yates、英国)を擁するオリカ・スコット(Orica-Scott)が入った。

 2010年大会王者で、フルームにとって最大のライバルになるとみられているヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が所属するバーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)は、トップと31秒遅れの9位だった。

 今大会限りでの現役引退を表明しているアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)を擁するトレック・セガフレード(Trek Segafredo)は、スカイに26秒遅れの11位発進となった。
【翻訳編集】AFPBB News