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ボクシング元WBA世界ミドル級王者でタレントの竹原慎二(45)が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜11:15)にゲスト出演し、山中慎介選手(34)のセコンドがタオルを投入したことについて反対の意見を述べた。

今月15日、プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで、ルイス・ネリ選手を相手にセコンドのタオル投入によって4回TKO負けに喫した山中選手。試合後、このタオル投入のタイミングについて賛否両論の議論が巻き起こっている。

竹原は、「率直に、自分が選手だったら『何で止めるんだ?』となります」「あれじゃあ、(ボクシング)をやめたくてもやめられないですよ。あんな負け方したら。(投入は)早いです」と意見。ダメージがあったのではという見方には、「確かに何発かはもらってましたけど、まだまだできたと思います」と経験者の視点で反論した。

さらに、「山中選手は後半強い。前半向こうがかなり手数出してきていたので」と分析した上で、「ボクサーはどちらかというと大の字に負けた方がスカッとすると思う」「スポーツですが実際には格闘技。殺し合いですよ。倒すか倒されるか」と主張。

世界王座の国内連続防衛記録がかかっていたことに触れ、「13回目の防衛戦。日本タイ記録。本人も(まだ)できたと。僕が見てもできたと思う」「(残りの30秒は)絶対に耐えられた」と説明し、「トレーナーが決めたのであれば仕方ないですけど」と理解を示しながらも、「ダウン、大の字になってそれが終盤だったら分かりますけど」「レフリーは山中の目を見て大丈夫だと判断した。いちばん近くで見てますので」と納得がいかない様子だった。

山中選手の今後については、「僕的には十分だと思うんですけど、こういう止められ方したら、やめるにやめられない」と現役を続けると推測。「続けていたら勝っていた気がする」と最後までタオル投入を残念がっていた。

竹原は試合直後の15日にブログを更新。「山中残念 俺だったらあんな止められ方は納得いかないな 昔とちがいボクシングはスポーツだな」とつづっていた。