ムグルッサが世界1位プリスコバを倒し、女王の座を狙うハレプと対戦へ [ウェスタン&サザン・オープン]

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 シモナ・ハレプ(ルーマニア)は今、世界1位の座まであと1勝と迫った。

 アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月14〜20日/賞金総額283万6904ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、世界2位のハレプはスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-2 6-1で下すのに、わずか54分しか必要としなかった。ハレプは、もし日曜日の決勝でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を倒せば、世界ランキングでカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を追い抜き1位に浮上することになる。

 ウィンブルドン覇者のムグルッサは、同日、前年度覇者で世界1位のプリスコバを6-3 6-2で倒し、決勝進出を決めた。

 ムグルッサが決勝に進出するのはアメリカ大陸では初めてのことだ。彼女は昨年の今大会準決勝でプリスコバに敗れていた。ムグルッサは2013年の初対戦では勝っていたものの、以降の6対戦でプリスコバに6連敗していた。

「今日、私のショットはすごく正確だった」とムグルッサは言った。「私はよりアグレッシブに戦い、思いきって打っていきたいと思っていた。コート上で気分はかなりよかったわ。ことをコントロール下においていた。すべてが私にとっていい方向に進んだわ」。

 5度目のマッチポイントでプリスコバがフォアハンドをアウトしたとき、ムグルッサは勝利をその手につかんだ。木曜日に雨で試合が延期されたあと、金曜日に3回戦の続きと、準々決勝の丸々1試合を戦っていたプリスコバは、この日、28本のアンフォーストエラーをおかし、対するムグルッサは13本に抑えた。

 ムグルッサは金曜日に、第8シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に対し、2時間45分にわたる大会最長のフルセットの好試合を潜り抜けてこの準決勝に至っていた。それは木曜日に、3つのマッチポイントをしのいで勝った、第16シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に対する2時間18分の戦いに続くものだった。

 プリスコバは、「今日は自分のベストのテニスをプレーしていたとは思わない。私に関して言えばエネルギー・レベルがかなり低かったわ。ここ2日、スケジュールは私にとって本当にタフだった。24時間以下の間に3試合をプレーしたわけだから」と言った。

「彼女(ムグルッサ)は、あまりミスをおかさず、言うまでもなくいいサービスを打ち、かなり堅固なプレーをしていたと思う。思うに、すべては第1セットの第1ゲームで始まったのよ」

 ムグルッサは第1セットの第1ゲームと最後のゲームでプリスコバのサービスをブレークし、非常に早い段階から試合の手綱を握った。

 第2セット、ムグルッサはブレークポイントでバックハンドのウィナーを決めて4-2とリードを奪い、それからゲームを連取して1時間19分で試合を終わらせた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」の準決勝で世界1位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を倒したガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(写真◎Getty Images)
Photo: MASON, OH - AUGUST 19: Garbine Muguruza of Spain returns a shot to Karolina Pliskova of Czech Republic during Day 8 of the Western and Southern Open at the Linder Family Tennis Center on August 19, 2017 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)