浦和レッズの興梠慎三【写真:Getty Images】

写真拡大

柏木→興梠→柏木→李→武藤→興梠、6本のパスでFC東京の守備を攻略

 サッカーJ1第23節は19日、浦和レッズがFC東京戦(埼玉)に2-1で勝利し、7位に浮上した。試合を最も沸かせた瞬間の一つが、“赤き軍団”が繰り出したワンタッチのパスワークだ。Jリーグ公式Youtubeチャンネルでも紹介され、話題を集めている。

「これぞレッズ」という流麗なパスワークが飛び出したのは、2点目が生まれた前半30分だった。

 センターサークル付近から司令塔の柏木陽介がFW興梠慎三とのワンツーで抜け出すと、そのまま右前方のFW李忠成にパス。すると、ボールを受けた李はワンタッチでFW武藤雄樹へ。武藤はノールックのままヒールで中央に流し、これを飛び込んできた興梠がダイレクトで右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

 起点となった柏木のパスから、約50メートルをわずか6秒で駆け抜けてゴールを奪取。まるでゲームのような流れる動きに、動画を公開したJリーグ公式Youtubeチャンネルでも「これぞレッズ」「うめぇ」と称賛の声が上がるほどだった。

 浦和は7月30日にミハイロ・ペトロヴィッチ前監督との契約を解除し、堀孝史コーチを新監督に据える体制に移行。主力のMF関根貴大がドイツ2部のFCインゴルシュタット04に完全移籍するなど試練の時を迎えていたが、スルガ銀行チャンピオンシップを含めて公式戦3連勝を飾るなど、“赤き軍団”は少しずつ本来の輝きを取り戻しつつある。