Inc.: 「ホース・ウィスパラー」(馬の調教師)について、耳にしたことがある人もいるかもしれません。しかし、牧場に住んでいない人にとってはあまり縁のない言葉です。

多くの人が直面しているのは、調教が必要な「馬」ではなく、調教が必要な「人」でしょう。ですから、「ジャーク・ウィスパラー」(ウザい人の調教師)を見つけたほうがずっと役に立ちます。そんなあなたに朗報です。ジャーク・ウィスパラーは実在します!

ベルリンに住む心理学者、Johanne Schwensenさんは、Blinkistに「ウザくて厄介な人に対処する方法」を書いています。詳細は彼女の記事に譲りますが、今回はそこまで破壊力はないにしても、十分にウザいタイプ、具体的には、私たちが日常でしょっちゅう遭遇する「知ったかぶり」への対処法を紹介したいと思います。

知りもしないのに自信満々に政治信条を語りたがるおしゃべりさんや、説教じみた独りよがりさんなど、私たちの日常にも知ったかぶりは登場します。彼らを黙らせるには平手打ちしかない!と思う人もいるかもしれませんが、Schwensenさんが提案する方法は平手打ちよりもずっと有効で、クビになったり、訴えられたりする危険性も低いです。

本当に自信がある人はひけらかさない

知ったかぶりの人とまともな会話をするには、同意を示して彼らのエゴを高めるのが効果的。相手はあなたの予想と正反対の反応に驚き、トーンを下げるでしょう。

このアイデアは、あなたの衝動には反することでしょう。それに、どんなシチュエーションでも、この方法を使える強さを持つのは非常に難しいことだと思います。少なくとも、筆者は無理です。

ところが、Schwensenさんの主張では、いじめっ子やうぬぼれ屋は優しく対応されるとゲームを降り、関係をリセットするチャンスを与えてくれるそうです。彼女は、こんな例を挙げて説明しています。

知ったかぶりがエゴを振りまき始めたら、「あなたのそばにいられてうれしい」と伝えましょう。あなたのポイントが上がり、2人の間に信頼関係が生まれるはずです。そこまでくれば、もう鎧を脱いでも大丈夫。優しく、「あなたの知ったかぶりが周囲の人々を遠ざけているんだよ」と教えてあげてください。

この方法、果たしてうまく行くのでしょうか……?

筆者は、どんなに最高の賛辞を示しても、その自意識がまったく変わらないと思われる人を何人か知っています。そのような極端な人には効かないかもしれませんが、職場で女性を見下す男性や説教くさいルームメイトなど、多少の自意識が見受けられる人が身近にいるのなら、Schwensenさんのアプローチを試してみてはいかがでしょうか。

The Jerk Whisperer Explains: How to Deal With a Know-It-All | Inc.

Source: Blinkist

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