夏の冷え対策、どうする?「素足+サンダル」は生理不順の原因にも

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 このところ、重だるい毎日が続いているなと思っていたら生理不順になりまして…婦人科で各種検査をしたり、ホルモン量をチェックしたりしたのですが、基本的には「異常なし」。

 とはいえ、現実問題として生理不順になったのは事実。なので、どうして不順になるのか、婦人科でお伺いしたところ、「最近変わったことはありましたか?」と質問をされました。

 特に生活に変化はないものの、「強いて言うなら、冷房のせいなのか、冷えを感じることが増えました」と言うと、「冷えは生理不順の原因になりえます」との話。ということで今回は、いまの季節に気を付けたい冷え対策をご紹介します。

◆夏の「冷え」は足元に要注意

 生理不順と対策について教えてくれたのは、銀座の婦人科クリニック「KISHI CLINICA FEMINA(キシ クリニカ フェミナ)」の岸郁子院長。

「春に続いて、この時期も生理不順や不正出血を訴える患者さんが増えますね。春は新学期や新生活がスタートするので生活が乱れたり、ストレスを感じたりすることが原因になりやすいのですが、夏の場合は、冷えが原因になることも多いです」(岸先生、以下・同)

 不調には重い病気が隠されている場合もあるので、まずは婦人科で診てもらうのが大事ではありますが、日常的に気を付けるべきことがあるなら、しっかり行いたいところ。

「夏は特に冷房で寒さを感じる人が多いので、冷房対策をしっかりとおこなうのが大事です。デスクワークでは、羽織りものやひざ掛けを用意する人も多いと思いますが、忘れがちなのが足元です。

 冷えは下からやってくるものですが、素足にサンダルというスタイルでは、常に冷えている状態になります。冷房の強い室内でのデスクワークでは、靴下を履いたり、靴を履き替えるなどして対応するといいでしょう」

 なるほど、足元なのですね。生理不順というと、なんとなく「おなかを温める」のかと思いきや、足元とは忘れがちでした。でも、確かに足って冷えていますよね。私は筋肉量が少なくて、脂肪が多いせいなのか、足に触るといつでもどこでもひんやりしているほどなのです。

◆サウナで自律神経を整える

 そこで、冷え対策を探るべく、韓国発祥のヨモギナプキンを当てたり、おなかにホカロンを当てたりしてみたのですが、足元が温かくなるほどには至らず。

 そんな中、体づくりの達人であるスポーツトレーナーさんがサウナを勧めてくれました。

「冷えやすい人は、自律神経が乱れている場合が多いので、体を温めるというだけでなく、自律神経を整えるという意味でもサウナはオススメなんですね。サウナで体を温めた後に冷水で冷やす…というのを順番に行うと、汗をかける体、つまり自分で体温調節ができる体になってゆくと思いますよ」

 なるほど…と思いつつも、私は寒いのが苦手ながらも熱いのも嫌い。なので、サウナには苦手意識がありました。でも、自律神経を整えてくれるならと、初めて挑戦したところ、これが予想外に良かった。

 よく温泉に入った後は、「ポカポカが持続する感覚がある」と言いますが、サウナも同じ印象でした。私自身の体感からして、夏でも汗をかかない人や、冷房に辛さを感じている人には、サウナはオススメだと感じました。

「ちなみにサウナの時間ですが、どれくらいの温度に何分入るとか、冷水を何分入るなどの決まりは特にありません。その日の体調にもよるので、無理のない範囲でやってみるのが大事だと思いますよ」

 私自身は、「3〜5分程度入って、冷水をひざ下とひじ下にかけて、顔も冷水で洗って、水を飲む」というのを1セットとして2回。合計20分程度入るところから始めてみたのですが、それでもずいぶんポカポカしました。気軽な気分で始めてみると、続くのかもしれません。

<TEXT/にらさわあきこ>
【岸郁子先生プロフィール】
慶応義塾大学医学部卒業後、東京都済生会中央病院産婦人科に勤務。部長として勤めながら、KISHI CLINICA FEMINAを開業。慶応義塾大学医学部産婦人科非常勤講師、日本産科婦人科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本産科婦人科内視鏡学会評議員。
●KISHI CLINICA FEMINA http://www.kishiclinicafemina.jp/index.html