@AUTOCAR

写真拡大 (全5枚)

奥山清行のコード0 世界初公開

ケン・オクヤマカーズは、クワイル・モータースポーツ・ギャザリングにおいて、ワンオフカー「コード0(ゼロ)」を発表した。

マルチェロ・ガンディーニやカロッツェリアの名匠の手により生まれた、ランチア・ストラトス・ゼロ、ランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ・モデューロといったドリームカーを、現代の技術で復活させる。それがコード0のコンセプトだという。


余計な装飾を排除し、ストレートなウエッジシェイプを採用。日本唯一のカロッツェリアの、モダーン、シンプル、タイムレスというテーマを具現化したプロジェクトだ。

リトラクタブルライトを連想 フェンダーの作り込み

低いノーズからAピラー、そしてCピラーを経てリアエンドに至る一本の線でつながったワンモーションのシルエット。


このスタイリングについて、同社は「ブランドのスタイリングによる差別化、また昨今のレギュレーションに縛られたレースカーの空力デバイスに表面的に迎合すべく、複雑なディテールデザインがスーパースポーツカーの幼稚とも言えるトレンドとなっています。コード0の提案はそういったトレンドへのアンチテーゼでもあります」と説明している。


カーボンフェンダーに溶け込ませた高輝度LEDヘッドライトは、リトラクタブルヘッドライト時代を連想させる。ブレーキクーリングエアダクトが支えるノーズウィングは、アンダーボディへの整流を行い、空力デバイスに頼らずとも充分なダウンフォースを得る仕組みだ。

冷却ファンも、デザインの一部

さらに、ベルトラインに沿って設けられたドア内蔵エアインテークは、前面投影面積を増やさずとも、カーボン製ルーバーがメインラジエターに冷却風を送り込むことを証明している。


リアおよびリアフェンダーサイドのエアアウトレットに装着された計6基の冷却ファンはコード0のテーマカラー、メタリックグリーンにペイント。

とくにリア両サイドの大型ファンは視覚的に大きなインパクトを与えている。

700ps、70.4kg-m コード0 スペック情報

発表されたスペックは、以下の通り。

全長x全幅x全高:4635x2125x1135mm
ホイールベース:2700mm
車両重量:1550kg

エンジン:6498cc V12エンジン
最高出力:700ps/8250rpm
最大トルク:70.4kg-m/5500rpm
トランスミッション:7速ISRギアボックス

開発はケン・オクヤマカーズの青山スタジオで実施。内製の最高品質カーボンファイバーによるボディパネル製造やNCマシンによる切削作業をふくむアッセンブルは、山形ファクトリーで行った。