2得点を奪った浦和レッズFW興梠慎三

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[8.19 J1第23節 浦和2-1FC東京 埼玉]

 J1リーグは19日に第23節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズとFC東京が対戦。前半を2-1と1点をリードして折り返した浦和が、そのまま逃げ切って2連勝を飾った。

 ホームの浦和は8月15日に行われたスルガ銀行杯シャペコエンセ戦(○1-0)から先発5人を入れ替え、FW興梠慎三、FW李忠成、MF菊池大介、DF遠藤航、GK西川周作らを先発起用し、Jリーグ初出場となるDFマウリシオもスターティングメンバーに名を連ねた。一方、アウェーのFC東京は前節神戸戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、MF米本拓司らが先発起用された。[スタメン&布陣はコチラ]

 雷雨の影響により、キックオフが1時間遅れた試合は静かな立ち上がりとなったが、浦和が最初の決定機をきっちりとものにする。右サイドからMF駒井善成が送ったグラウンダーのクロスをFW武藤雄樹がワンタッチで落とすと、ボールは浮き球となったものの興梠が鮮やかなダイレクトボレー。低い弾道のシュートはGK大久保択生に触れられたが、勢いで勝ったボールはゴールマウスに収まってスコアを1-0とした。

 しかし、前半22分にFC東京も鮮やかな連係から同点ゴールを陥れる。中盤でボールを受けたFW大久保嘉人が右サイドに浮き球のパスを落とすと、最終ラインの裏を突いたDF室屋成がワンタッチで折り返し、ゴール前でフリーになったMF橋本拳人が落ち着いて左足で蹴り込んだ。

 だが前半30分、これまた華麗なコンビネーションから浦和が勝ち越しゴールを奪取。興梠とのワンツーで前を向いたMF柏木陽介が打ち込んだ縦パスを李がワンタッチで中央のエリアに入れると武藤がヒールで流す。柏木にボールを預けた後に猛然とゴール前に走り込んだ興梠が、右足ダイレクトで合わせてネットを揺らしてスコアを2-1とした。さらに同40分にDF槙野智章が蹴り出した直接FKがゴールを脅かしたが、大久保択に阻まれて追加点とはいかなかった。

 2-1と浦和がリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負うFC東京はFW前田遼一に代えてFWピーター・ウタカをピッチへと送り込む。さらに同6分には、室屋が負傷してFW永井謙佑を緊急投入することになった。その後もなかなか好機を創出できずにいると、同18分に米本に代えて最後のカードとなるMF中島翔哉を投入して状況を打開しようと試みる。同22分には中島がミドルシュートを枠内に飛ばしたものの、GK西川周作に弾き出されてしまった。

 その後、浦和は後半37分に迎えた決定機でMF矢島慎也が放ったシュートがポストを叩くなど追加点を奪えず。しかしFC東京も同41分のMF高萩洋次郎、同45分の中島のシュートがポストに阻まれて同点ゴールは生まれず、逃げ切った浦和が2-1の勝利を収めた。前節甲府戦(○1-0)で堀孝史監督体制初白星を獲得した浦和は、4月1日の第5節神戸戦(○3-1)から22日の第8節札幌戦(○3-2)に記録した4連勝以来となる、約4か月ぶりの連勝を記録。一方のFC東京は7月2日の第17節C大阪戦(●1-3)以来となる、6試合ぶりの黒星を喫した。

(取材・文 折戸岳彦)
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