部屋の壁を塗ったり、押し入れをクローゼットにしたり、和室をフローリングに改装したりと、今、リノベーションが人気です。とはいえ、専門業者に頼むとお金がかかるし悩ましい…と諦めムードの家庭も多いのでは。だったら、思い切って自分でやってみてはいかがでしょうか?

ESSEでは今回、夫婦でセルフリノベーションをしたというお宅にお邪魔してみました。オンリーワンの住まいづくりをしたという、ふたりのすてきなアイデアを紹介します。


キッチンの壁の一部を、夫婦でブルーにペイント。その下の白いモザイクタイルもDIYではりました壁の使い方次第で、暮らしがもっと楽しくなる!

築22年の中古の一軒家を購入したという二瓶麻由さん。「もともと大好きなアンティークの雑貨などを集めていたこともあって、古いものが似合うかっこいい家にしたくて。思いきって中古の一軒家を購入して、リノベーションしようと決めました!」。

雑誌やインターネットでセルフリノベーションの方法を調べ、木材を購入。家じゅうのフローリングをはり替えたり、部屋ごとに色の異なるペンキを壁に塗ったり、タイルをはったりと、夫婦で力を合わせてセルフリノベーションに挑戦しました。なかでも二瓶さんがセルフリノベでこだわったのが壁の色使い。


「キッチンはブルーのペンキと白のタイルで北欧風に、トイレはレトロなオリーブグリーンに。壁は面積も大きくて、一部色を変えるだけで、部屋の印象が一気に変わります。部屋ごとに壁の色を変えて、お気に入りの空間にするのもセルフリノベ―ションの醍醐味です」。床の間と仏間があった場所をキッズスペースに


もともと和室だった部屋は、畳をはがしてフローリングに。床の間や仏間があったスペースは凸凹があり、どのように使うか悩んだそうです。でも、あるとき、楽しいひらめきが訪れます。

「もともと、玄関から入ってすぐ脇にある和室は、子ども達のスペースにできたらと思っていました。そこで、遊ぶところと収納スペースを、床の間の凸凹した場所につくっちゃおう!と」。

ここでもリノベーションのポイントは壁の使い方。塗る、壁紙をはると、左右で壁のあしらいを変えて、使いづらそうだったスペースをみごとに進化させました。


床の間の右側はキッズクローゼットとして活用。3面の壁に、濃紺のペイントを施した有孔ボードをはり、双子の子どもの幼稚園のグッズをかけて収納するスペースに。「壁に有孔ボードをつければ、子どもの目線の高さに合わせて引っかけられるので、取り出しがスムーズ。子どもたちも、自分で身支度できるようになりました」。


左側は小さなプレイルームにリノベーション。こちらの壁は、子どもたちのお絵かきコーナーとなっています。「壁に黒板塗料を塗って仕上げた空間です。段があるのも、子どもたちにとっては、ジャングルジムにいるみたいな感覚で、登ったりできて楽しいみたい」。いかがでしたか? 家族のライフスタイルの変化や成長に合わせて、自在に形を変えられるのもセルフリノベーションのいいところ、と二瓶さんは言います。「まだまだ手をかけたいところがたくさんあります。今からどう変えていくのか楽しみですね」。自分の好みに合わせてオンリーワンの住まいをつくりたい人は、ぜひチャレンジしてみては。

二瓶さんのお宅は、ESSE9月号の特集「もっと壁を使ってすてきに暮らす」でも見ることができます。気になる人は、こちらのチェックも。

<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>