学生の窓口編集部

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一人暮らしの部屋のほとんどがワンルームか1K。これらの違いを挙げると、ワンルームにはキッチンと居室を分ける間仕切りドアがないことです。そのため、どうしても一つのスペースにあらゆる物を置くことになってしまうでしょう。しかしそんなワンルームの部屋でも、工夫次第で快適に暮らせます。ここでは、ワンルールにおすすめのインテリアとレイアウトのコツをご紹介します。

■ワンルームのインテリア&レイアウトのコツ1 パーテーションを活用する

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ワンルームは間仕切りドアがないだけに広く感じるのですが、同じスペースで料理・食事・就寝をしなければなりません。またキッチンの設置場所によっては、キッチン小物などの生活感のある物が丸見えになる場合もありますね。ワンルームのレイアウトは、そのようなことも含めて考える必要があります。キッチンを適度に隠したい場合は、おしゃれなパーテーションなどを利用すると、圧迫感を抑えた目隠しが可能です。

パーテーションは素材やサイズなど種類が豊富で、可動式や折りたたみ式などさまざまなタイプから選べます。中でもおすすめなのが、リバーシブル突っ張りパーテーション。適度な目隠しができるうえ、洋服やバックなどをフックにかけると、収納スペースとしても活用できて便利です。スチールと木目調のリバーシブル仕様になっていて、スチール面にはマグネットが使用できます。

スペースがある場合は収納棚を置いて間仕切りにするのもいいでしょう。背の高い収納棚を置くと圧迫感があるため、収納棚の高さには注意しましょう。収納もできて、上部はカウンター代わりにも利用できます。観葉植物などを置くとフォーカスポイントにもなりキッチンの小物も目立たなくなります。

また、スペースがない場合はロールスクリーンを採用してみましょう。上げ下げが自由で必要に応じてフレキシブルに活用できます。

■ワンルームのインテリア&レイアウトのコツ2 ライフスタイルに対応したレイアウトを考える

スペースに限りがあるワンルームは、多くの家具や物を置くにはやはり無理があります。そこで大切なのが、自分のライフスタイルに合わせてコーディネートをすることです。

例えば、留守が多く部屋は寝るだけという人もいるでしょうし、部屋で多くの時間を過ごす人もいるでしょう。また、趣味に没頭できるための部屋にしたい、料理が好きなので、できるだけキッチンスペースを充実させたいなど、人それぞれライフスタイルが違います。何を重視するかによって、部屋のレイアウトも異なってきます。寝るだけの部屋なら、快眠を考えベッドが主役となるインテリアコーディートをする必要があります。

部屋で充実した時間を過ごしたい人なら、せめて自分用のくつろげる一人掛けソファーくらいはほしいもの。この場合、ベッドはコンパクトなものにしても、何とかソファーのスペースを確保したいですね。

このようにライフスタイルの違いによって、何を重視するかを決めたレイアウトを考えましょう。

■ワンルームのインテリア&レイアウトのコツ3 快眠できる部屋ってどんな部屋?

「快眠できる部屋って、いったいどんなコーディネートをすればいいの?」

なんて思っていませんか?

もちろん寝心地のよいベッドや寝具が必要ですが、その他にもいろいろ工夫したいことがあります。例えば色使い。気持ちを休めるには青を多く使いましょう。青は、沈静効果があり気持ちが落ち着くので、自然に眠気を誘います。また、グリーンは目の疲れを癒してくれる色です。部屋全体を黄緑から青の寒色系でまとめるようにしましょう。カラフルな部屋は快眠のためにはマイナス。赤は興奮作用があり気分を高揚させるので、快眠が目的なら使わないほうがいいでしょう。

また、照明の色や位置も大切です。蛍光灯のような白い色の照明や明るすぎる部屋は、身体が昼間と捉えて覚醒させてしまうそうです。照明の色はオレンジ系の柔らかい色を採用し、照明の位置も真上から照らすのではなく、低い位置から照らすようにします。フロアスタンドなどを効果的に配置するといいでしょう。

真上から光を浴びると、やはり昼間の太陽を浴びている状況と似ているため、体が覚醒します。夕焼けのように、低い位置からオレンジ色の光で照らされると、身体が自然にリラックスをして、心地よい眠りに誘います。照明を消したからといっても、すぐに身体はリラックスしないため、快眠を得るには部屋に戻ったときから身体をリラックスさせる工夫が必要です。その他にも、温度や湿度も睡眠に影響します。部屋の温度・湿度などの調整にも気を配りましょう。

■ワンルームのインテリア&レイアウトのコツ4 部屋の形によってレイアウトが変わる


家具を配置する場合、部屋の形によってレイアウトが変わってきます。例えば、奥に長い長方形の部屋、横に長い長方形の部屋、正方形に近い部屋などによって、また、それぞれの窓の位置によっても変わってきます。ここでは、基本的な配置例をご紹介しておきましょう。


<奥に長い長方形の部屋>

奥に長い長方形の部屋は、奥のスペースと手前のスペースに分けて考えましょう。一般的にこのような部屋の場合、奥が窓になっていることが多いと思いますが、奥にはベッドを置いて就寝スペース、手前はローテーブルやソファーなど置き、くつろぎのスペースとしてセパレートします。チェストやラックなどの家具は手前のスペースの壁に沿って配置することになります。可能ならばベッドは横向きに配置すると、スペースを広く使えます。この場合の家具の配置はL字型になり、スペース効率のいい配置になります。

窓がベランダの場合は、出入りも考慮しなければならないためベッドを縦に配置せざるを得ない場合も出てきます。この場合はベッドを置いた壁に沿わせてチェストやラックなどを一列に配置するため、細長いスペースしか取れなくなり、スペース効率がいいとはいえません。壁が近いため圧迫感があり、快適な部屋にするためにはかなり工夫が必要です。

<横に長い長方形の部屋>

横に長い長方形の部屋の場合は、家具を両サイドに並列して配置すると、真ん中に広いスペースが取れます。また部屋のどちらかのサイドに家具をL字型にまとめて配置すれば、残ったスペースが有効に使えるため、横に長い長方形の部屋は最もレイアウトのしやすい部屋の形といえます。また、奥に窓がある部屋は視線が直接窓に向かうため、開放感のある部屋づくりができます。部屋は形によって(同じ面積であっても)、レイアウトのしやすい部屋もあればしにくい部屋もあります。部屋探しの際にはレイアウトのしやすさも重要視しましょう。

<正方形の部屋の場合>

8畳の部屋というのが正方形の形です。6畳タイプのワンルームより2畳だけ広いのですが、この2畳の広さは意外と大きいものです。1畳が90cm×180cm程度ですから、2畳は180cm×180cmほど広くなることです。ベッドの大きさがシングルサイズで97cm×195cm程度ですから、ベッドを余裕で置くことができるスペースがあるということです。

8畳タイプワンルームのコーディネートは、どちら側(奥と手前・左と右)にセパレートしても同じスペースがとれ、ベッドスペースとくつろぎのスペースに分けて、ソファーやローテーブルも置くことができます。家具の配列もL字型にも並列型にも自由に対応しやすいスペースです。しかし注意したいのは、少し広めだからといって、大きい家具を置いてしまうと、せっかくのスペースを無駄に取られてしまいます。無理のない動線を確保するためにも、家具はできるだけ小さなものを選ぶほうが無難です。もし一つだけ大きい家具を置きたい場合は、その他の家具や物を省く覚悟が必要になります。

■ワンルームのインテリア&レイアウトのコツ5 家具選びに失敗しないために!

「部屋も決まり、さあ、必要な家具を探さなければ……」

こんな気持ちで臨む、一人暮らしを始めるための準備期間は、とても楽しい時間ですね。でも、家具選びはくれぐれも慎重に行いましょう。最初に家具を揃えてしまって、後悔することが多いからです。家具類は生活しながら揃えていっても遅くはありません。最初に必要なのは、寝具と身の回りの必需品くらいでしょう。生活していくうちに、

「ここにこれがあると便利だな……」
「やはり、この家具は必要だな……」

なんてこともわかってきます。それから少しずつ揃えていくほうが、失敗が少ないでしょう。そして必ず注意したいのが、部屋に最適なサイズの家具を選ぶということです。「ちょっと大きめだけど、何とかなるだろう」は失敗のもと。このちょっとが、後々の生活に不自由を与えることになるからです。

■ワンルームのインテリア&レイアウトのコツ6 知っておくと便利! 一般的な家具のサイズ

部屋のレイアウトを考えるとき、6畳のスペースなら、これとこれを置いて……と頭の中でイメージしますよね。そんなときに必要なのが一般的な家具のサイズ。覚えておくと、ガランとした何もない空間でも部屋づくりのイメージがしやすくなります。近年は家具のサイズがとても豊富になりあらゆる部屋に対応したものが市販されるようになってきましたが、それも含めて知っておくととても便利だと思います。

・シングルサイズのベッド=幅97cm×長さ195cm
・SSサイズのベッド=幅85cm×長さ195cm
・ワイドシングルベッド=幅110cm×長さ195cm

その他にも、背の高い男性用には、205cmの長さがあるロングタイプや小柄な女性向のマットレスが180cmのショートタイプがあります。

・デスクのサイズ(一般的なもの)=幅100cm〜120cm×奥行60cm〜70cm
・ワードロープ(洋服タンス)=幅50cm〜90cm×奥行57cm×高さ180cm
・一人掛けソファー=幅65cm〜100cm×奥行80cm〜100cm
・二人掛けソファー=幅140cm〜180cm×奥行80cm〜100cm
・三人掛けソファー=幅170cm〜200cm×奥行80cm〜100cm

(ソファーを置く場合は、このサイズに座ったときの脚を置くスペースや歩くときに無理がないスペースを考慮に入れましょう)

ワンルームでおすすめしたいインテリアレイアウトやコツ・ポイントなどをご紹介しました。まずはレイアウトする前に、ご自分のライフスタイルを確認することから始めましょう。居心地がよく、一人暮らしをエンジョイできる、あなたらしいインテリアのレイアウトをぜひ考えてくださいね!


執筆:宮崎ゆう(ナレッジ・リンクス)