中村俊の2戦連続アシストで磐田に勝ち点1をもたらす! C大阪は首位追走へ手痛いドロー《J1》

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▽19日に明治安田生命J1リーグ第21節のジュビロ磐田vsセレッソ大阪がヤマハスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽ここまで11勝5分け6敗で6位につける磐田が、13勝5分け4敗で2位につけるC大阪をホームに迎えた。前節のガンバ大阪戦を2-0で勝利し、3試合ぶりの白星を飾った磐田は、前節と同様の先発メンバーでこの一戦に臨んだ。

▽一方、第22節の清水エスパルス戦を2-3で敗れて連勝を飾ることができなかったC大阪は、その一戦から先発メンバーを3人変更。田中と木本に代えて松田と山下を起用。また、前節に負傷し、左ヒザ内側側副じん帯損傷で全治5週間と診断された山村の代役はリカルド・サントスが務めた。

▽上位争いへ負けられない両者の一戦。試合は開始から磐田が高い位置でボールを保持し、川辺が川又との連係から積極的に相手ボックス内へと侵攻する。対するC大阪はカウンターから相手陣内への侵攻を図るが、ハイラインを設定する磐田ディフェンスにロングボールを跳ね返されてしまう。

▽試合のペースを握る磐田だったが序盤、粘るC大阪ディフェンスのシュートブロックに苦しみ、ゴールを脅かすことができない。それでも16分、ボックス左手前で宮崎からパスを受けたムサエフがアダイウントンとのワンツーでボックス左に侵攻してシュート。しかし、これは左サイドネットに嫌われる。さらに19分、敵陣中央左からアダイウトンが個人技で打開し、ボックス手前から右足を振り抜いたが、今度はミートし切れず、GKキム・ジンヒョンにキャッチされる。

▽前半半ばに差し掛かっても攻勢を続ける磐田は29分、敵陣左深い位置でボールを奪われたアダイウトンが懸命なディフェンスで奪い返してクロス。これをファーサイドの川又が頭で合わせたが、ゴール右へと外れた。

▽ここまで劣勢を強いられていたC大阪。ところが36分、一瞬の隙から先制点を奪う。ボックス右手前で水沼がボールを受けると、ニアサイドに鋭いクロスを供給。これに反応していた杉本が右足で合わせて左サイドネットに突き刺した。

▽1-0で試合を折り返すと、両者攻勢を強める。しかし、互いにラストパスの精度を欠いてしまい、決定機を作り出すことができない。

▽後半立ち上がりを経過すると、磐田に同点のチャンス。57分、ボックス左へのロングボールを川又が折り返す。これを中央の大井が粘ってゴール前右へと繋ぎ、走り込んでいたアダイウトンが右足で合わせる。しかし、松田の懸命なシュートブロックに阻まれてしまい、ボールはバーに嫌われた。

▽このピンチを凌いだC大阪は63分、右サイドから○がクロスを入れると、ニアサイドの杉本がヘディングシュート。追加点が欲しかったC大阪だったが、これは左ポストに直撃する。

▽5バックにシステム変更し、カウンターから追加点を狙うC大阪は73分、柿谷がカウンターを発動。ボックス手前まで持ち上がり、ボックス右手前に預けると、これを受けた水沼がファーサイドにクロスを供給し、杉本が頭で合わせたが、GKカミンスキーの正面でキャッチされてしまう。

▽追いつきたい磐田は、C大阪が引いていることもあり、高い位置でボールを回すが、思うように崩すことができない。それでも86分、右CKを獲得。中村俊がショートコーナーからクロスを入れると、中央の川又が山下に競り勝ってゴール左隅へと流し込んだ。

▽終盤に追いつかれたC大阪はその後、水沼を下げて澤上を投入。パワープレーから勝ち越しを狙ったが、勝ち越しゴールは生まれず、そのまま試合終了。磐田が土壇場で勝ち点1をもぎとった。対するC大阪は首位追走へ手痛いドローとなった。