ドイツ・ハンブルクで開催された20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)であいさつを交わすトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領(左)とアンゲラ・メルケル独首相(2017年7月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は18日、9月に迫ったドイツ総選挙に関し、トルコ系ドイツ人に対し主要政党に投票しないよう呼び掛けた。ドイツ政府は「前代未聞の」介入をやめるよう直ちに警告を発した。

 エルドアン大統領は、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の他、連立政権を組む社会民主党(SPD)、さらには野党の緑の党(Greens)を「トルコの敵」だと表現し、これら三党を退けるよう呼び掛けた。

 エルドアン大統領のこの発言は、同大統領による欧州連合(EU)加盟国に対するこれまでの非難の中で最も強硬なものであり、既に深刻的な状況の独トルコの外交危機をさらに悪化させたとみられる。

 SPDの党首でもあるジグマル・ガブリエル(Sigmar Gabriel)外相はエルドアン大統領の発言に速やかに反応し「前代未聞の干渉行為だ」と非難した。またメルケル首相の報道官は「他国の政府がわが国の内政に干渉しないよう求める」とツイートした。
【翻訳編集】AFPBB News