世の女性の多くが、生理前に胸が張って痛い思いをしたことがあるでしょう。生理が近づくと胸が張ったりしこりができたりするのは、PMS(月経前症候群)の症状です。胸が張るのにはどのようなメカニズムがあるのか、どうやって痛みを軽減するのかについて見ていきましょう。

排卵後から生理中まで乳腺が発達することが原因

女性の身体は排卵日の後から生理がはじまるまでの間、「黄体期」と言って黄体ホルモンが盛んになる時期を迎えます。黄体ホルモンは乳腺を発達させ、乳腺内にある血管を膨張させる作用があります。その結果胸が張り、ちょっと触ったり身体を動かすだけで胸に痛みを感じてしまうのです。また、胸の張りによってバストサイズが変わることもあります。そのためいつも着けているブラジャーでは胸が窮屈になってしまうことも、生理前に胸が痛くなる原因の一つですね。

生理前だけブラジャーを変えて胸にゆとりを持たせる

生理前だけとはいえ、胸が張ると痛みも出てきますし不愉快な思いをしますよね。胸の痛みを軽減させる方法として、「ブラジャーを変える」という手があります。生理前の胸が張った状態に合わせてブラジャーを用意しておきましょう。そうすることで胸の締め付けがなくなり、ゆとりが出来て胸の痛みが軽減されます。生理前だけブラジャーのサイズを変えることに抵抗がある人は、普段のブラジャーのホックを一つ緩めにつけておくのが良いですね。他にも肩紐を調整するなどして、なるべく胸を締め付けないように心がけてください。

イソフラボンを摂取する

イソフラボンには女性ホルモンの分泌バランスを整える働きがあります。胸の張りだけでなく、心の不調などのPMS症状全体を緩和する働きがあるのです。イソフラボンは大豆や大豆製品などから多く摂取することができます。おすすめは豆乳。生理前は血行不良による身体の冷えもPMSの症状を重くします。豆乳を温めて飲めば、女性ホルモンを調整するのと一緒に身体を温めることができますよ。排卵前後から生理まで毎日飲んで自分に効果的かどうか一度試してみてください。

カフェインの摂取を控える

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには、身体の冷えを招く副作用があります。また、神経が興奮して些細なストレスに敏感になり、PMSの症状を悪化させてしまう可能性もあるのです。生理前だけはコーヒーなどは避け、白湯や他の飲み物を飲むようにしてください。カフェインはコーヒーチョコレートなどの食べ物にも含まれているため要注意です。


writer:さじや