子供と真っ向からぶつかり合う子育て法を語った森昌子/2006年撮影

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8月18日の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、「森昌子の仰天スパルタ子育て!そして歌手復帰」が放送され、「3人の息子には1人でも生きていけるようになってほしかった」と子育て論を語った。

反抗期の息子との親子ゲンカに中居正広も息を呑んだ

番組では、今年デビュー46周年を迎えた国民的歌手の森昌子が2月に出版した話題の本『母親力 息子を「メシが食える男」に育てる』になぞりながら、独特のスパルタ子育て法を中心に紹介。

例えば「痛みを覚えさせるためにわざと転ばせる」。長男がまだ幼稚園だった頃、大きな石に向かって走る息子を見て、心の中で「転べ、転べ」と呪文のように唱え、転ぶと「よっしゃー」と思ったという。痛みを自分で知ることで、それ以降、周りをきちんと見て動けるようになった。また「目上を敬える子にするために兄弟同士でも敬語」を実践。「今でも兄弟間は敬語?」と驚く中居に対し「もちろんです」ときっぱり。スタジオでも驚きの声が上がった。

また「自立させるために18歳になったら自動的に家を出す」ということも実行。今は全員独立したが、寂しさよりも「せいせいした!すっきりしたという達成感。十分に愛情を持って接してきたつもり。もう教えることもないですから」と語った。これには「1日も早く子育てから開放されたい」と17歳の息子を持つレギュラーの室井佑月も共感した。

なかでも衝撃的だったのが反抗期のエピソード。「長男が中学の終わりぐらいかな?今までは母さん、お母さんと呼んでいたのが「あのさぁ」とか「ちょっと」とか言うようになって。「何?誰にいってんだよ」って言い返しました。負けちゃあいけないと」。向かってくる長男に対して「お前を殺して、母さんも死ぬ」とナイフを向けたこともあったという。「最近映画でも見ない親子の喧嘩シーン」と再現VTRを見ながら中居も驚愕。「胸ぐらをつかまれたりもしましたよ。そこで『母さん殴れるか』と凄むとひるむのでその隙に平手打ち。そうすると『わかったよ』とおさまった」という。

どのエピソードも街で様々な世代の母親の声を聞くが「そうできればいいけど、なかなかできない」という意見が多く、森のスパルタ子育て法は実践するには強い信念と勇気がいるようだ。

離婚して息子3人、両親を養っていくために、どうするか悩んだ時は息子たちが同じ日に別々に「歌手になったら?」「お母さんはどんな歌をうたっていたの?」「お母さんの歌、聴きたいな」など、声をかけ背中を押してくれたという。「3人で話し合って、声をかけてくれたのだと思う、感謝した」としんみり。そこで2006年、約20年ぶりの再デビューを決めた。真剣に向き合って子育てをしてきたからこそ、自分がピンチのとき、助けてくれるものだと、子育てを通して人生勉強ができたという。

「第2の人生を謳歌されているな」と中居。「結婚と子育てで20年間お休みをして、社会との結びつきがなかったわけです。ですから今、いろんなことで仕事をお休みしている女性の方も決してあきらめるということはしないでほしい。もう一度社会と向きあおうという姿勢をちょっとでも、ほんの1ミリでも、そんなお手伝いができたらいいな、っとおこがましいんですけど(笑)。あ、そうだこんなおばちゃんでも元気にやっているんだ、って思ってくだされば」と番組は森の女性たちへのエールで締め括られた。

次回の放送は8月25日(金)。19時56分から2時間スペシャルで放送予定。