どんな親も、子どもの幸せを願うもの。そのために教えておくべきことは何でしょうか。「Inc.com」のJeff Hadenさんに言わせてみれば、今から述べる10のことを実践していれば、人生はいい方向に導かれていくそう。

ただしここで面白いのは、あくまで「子どもの教育方針」について書かれた記事でありながら、大の大人である私たちにも刺さる内容であること。彼の教えは、生涯心に留めておきたいものばかりです。

01.
「未知の世界」には
怖がらず踏み込む

未知なことほど、怖いものはないのでは?少なくとも私にとってはそうです。

とはいえ、一度踏み込んでしまえば「思っていたほど怖くなかった」と気付かされるものです。それに恐怖を乗り越えるのはとても清々しいこと。久しぶりに恐怖を乗り越えると「やってやった!」という快感を覚えるものです。

ならば肉体的にも精神的にも、恐怖をそそられる何かに毎日チャレンジしてみましょう。その時に大切なのは、立ちはだかる壁を乗り越えられると信じることです。

きっと大丈夫。それに不安なときは、周りの大人たちが手助けしてくれるはずです。

02.
他人がやりたがらないことをやる

みんなと差を出すためには、これが最高の手段。

どれだけ小さなことでも、とにかく周りがやらないことをすすんでやること。それだけで人目を引けるものです。あとはこれを習慣化して、繰り返すだけ。とにかく毎日「誰もしないこと」に考えを巡らすのです。

一週間も経てば、「人並み」を卒業。一ヶ月経てば「特別」に開花するでしょう。一年も経てば、頭ひとつ突き抜けているはず。そして何より「誰かとかぶること」は一切なくなります。

03.
質問の裏にある意図を
理解した上で答える

人はよく、遠回しな質問を投げかけてくるもの。「これを聞くの、何だか恥ずかしいな」なんて思っちゃうから、単刀直入には聞いてこないのです。

たとえば「僕、バスケットボール選手に向いていると思う?」という質問。彼が本当に知りたいのは向き不向きではなくて、入団を迷っているチームに足を踏み入れるか否か。心の底では、「もちろん入団するべきだよ」と承認されるのを願っています。「なぜなら…」と理由まで述べてくれたら尚よし。

たとえば「選択科目は物理をとったほうがいいかな?」と聞く友だち。彼女が本当に知りたいのは、志望している大学の物理科に合格できるかどうか。そして将来その分野で職を得られるほど優秀かどうかです。もちろんこの場合も、承認され、理由を教えてくれることを望んでいます。

いい聞き手になるためには、隠れている質問を探ること。そうして、彼らが「欲している」回答を返せたら、大きな信頼を得ることができるでしょう。

04.
小さなステップを
着実に踏んでいく

夢のあるアイデアや大きな目標があるのは素晴らしいこと。でもそれを行動に移さなければ、何もないと同然です。中には確信がないからと躊躇して、夢を諦めてしまう人もいますが、すごくもったいないこと。なんでも良いから一つ選んで、小さなアクションを起こしていきましょう。

最も勇気が必要なのは、最初の一歩。それさえ乗り越えてしまえば、どんどん抵抗も薄れていくはずです。

05.
自分自身が望む
人生を生きる

周りの意見に多少左右されるのは普通のこと。でもそればかりが気になって身動きがとれないのなら、気にしないほうがマシです。

周りの目を気にして出来ていないことあるのなら、思い切って踏み込んでみましょう。本当の友だちは、きっと勇気を振り絞ったあなたの行動を誇りに思ってくれます。そして何より、思い切った自分に満足できるでしょう。

06.
「負け組」扱いは
モチベーションの源泉になる

不思議に聞こえるかもしれませんが、私のモチベーションが上がるのは「侮辱されたとき」です。その侮辱に裏付けがあるかなんてどうでもいいんです。大事なのは、それを糧に心底手に入れたいものを掴めるかどうかです。

人によっては、そんなのは子どもだましだと思うかもしれません。でも、それがモチベーションに繋がるのなら、結果オーライなのではないでしょうか?(マイケル・ジョーダンも、この手を使ったそうですよ)。

もしかしたらあなたにも、この方法がピッタリ合うかもしれません。「負け組」入りを楽しんで、人一倍努力しましょう。

07.
最初から完璧な人
なんていない

第一印象を与えるチャンスは一度しかないって言いますよね。そのときの完璧さで未来が左右されると。ですが残念ながら、「完璧なもの」も「完璧な人」も存在しません。でも、「完璧に近づける」人ならいます。それは完璧を求めず、人一倍努力をする人たちです。

周りの人たちは、前に進む術を伝授してくれるはずです。それに従っていれば、自分ひとりで頑張るよりも早く成長できるはずですよ。

08.
失敗の責任は
自分にあると認める

成績が優秀な子に、どうやってその成績を収めたのかを聞いてみましょう。すると「私」という代名詞を頻繁に使っていることに気付かされるでしょう。

反対に落第点をとった子に、なぜそのような結果になってしまったかを尋ねてみると、多くの場合、講師、教材、そして忙しさなど、外部に責任を負わせていることに気付きます。このように問題と自分の間に距離を置いてしまうと、せっかくの学びの機会をものにできないまま、時だけが過ぎていってしまいます。

もちろん場合によっては、コントロール外の何かが失敗を引き起こすかもしれません。でも、おおかた自分の責任なのです。むしろそれが普通です。成功とは、数え切れないほど失敗を重ねてようやく手に入れられるものなのです。

ならばどんな失敗にも責任をとり、学ぶ姿勢を持つこと。そうすれば、きっと次は上手くいきます。

09.
他人の「人知れぬ努力」に
目を向ける

あなたの周りは、努力に対して褒め言葉をもらえていない人たちばかりです。ならばあなたが、彼らの努力に気付いてあげられる人になりましょう。すると彼らはあなたに敬意を払うようになります。

誰にも気付かれなかったことに目を向けられると、人生そのものが変わることだってありえるのです。

10.
手を抜かずに
最後まで努力し続ける

全米のヨットレース優勝チームであるオラクルUSAのキャプテン、Jimmy Spithillさんはこう言います。

「手を抜くことが良い攻略法だった試しがありません」

周りに比べてそこまで頭脳派でもなければ、運動神経がいいわけでもなく、外交的でもなければ、自信だってないかもしれません。ですが、人一倍努力することならできるはず。

理想の条件が揃っていなくても、努力と粘り強ささえあれば絶対に負けることはないでしょう。一番じゃなくたっていいんです。最後まで諦めないことが大事なのです。

Licensed material used with permission by Jeff Haden