18日、中国のポータルサイト・新浪に、日本のスクランブル発進は意図的に緊張をあおるものだという軍事専門家の主張を紹介する記事が掲載された。写真はF―15。

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2017年8月18日、中国のポータルサイト・新浪に、日本のスクランブル発進は意図的に緊張をあおるものだという軍事専門家の主張を紹介する記事が掲載された。

軍事専門家の尹卓(イン・ジュオ)氏は、日本のスクランブル発進の多い宮古海峡は実際には国際海峡で、どの国も自由に出入りできるはずだと主張。従って、日本によるスクランブル発進は意図的に緊張をあおるもので、毎年何機の戦闘機が中国に対してスクランブル発進したかを防衛白書に記載することで、日本国民に対して中国の軍事的脅威を強調し、平和憲法の改正が必要であるとの雰囲気をつくりだしているのだと論じた。

その上で、日本によるスクランブル発進は全く意味がなく、F―15の出動回数が多いのは日本が自ら招いていることだと主張。日本の防空識別圏は中国の玄関口まで設定されており、中国機が飛ぶだけで日本はすぐにスクランブル発進するが、その必要性は全くないと論じた。

そして、中国機が宮古海峡を通過すると、日本はそれに「付き合って」太平洋に出るまで送ってくれるか、太平洋から迎えに来て東シナ海まで送ってくれるが、これは緊張をあおるだけで無意味だとした。

しかし、こうした日本の対応は中国を軍事作戦のターゲットにしていることを明らかにしていると分析。中国の軍事力がどこかに出現すると、それが全く合法的なもので通常の運用であっても、日本はそれを脅威と見なすとし、これは日中関係が悪化していて、安全問題では両国が対峙している証拠と判断できると結んだ。(翻訳・編集/山中)