ユーベのクラブハウスで契約書にサインしたマテュイディはニッコリと笑顔を浮かべた。 ※写真はユーベ公式より

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 現地時間8月18日、ユベントスはパリ・サンジェルマンからフランス代表MFのブレース・マテュイディを獲得したことを正式発表した。
 
 前日にメディカルチェックを行なったことをクラブが発表し、入団まであとは正式発表を待つのみとされていたマテュイディ。ユーベの公式サイトによれば、契約は2020年6月までの3年で、移籍金は2000万ユーロ(約25億6000万円)。試合出場数などによって最大1000万ユーロ(約12億8000万円)のボーナスがプラスされることも発表されている。
 
 現在30歳のマテュイディは、フランスが世界に誇る育成機関『クレールフォンテーヌ』の出身で、2004年にトロワでプロキャリアをスタート。2007年にはサンテティエンヌへ移籍し、2011年夏にはパリSGへステップアップ。リーグ・アン4連覇を含む15個のタイトル獲得に貢献した。
 
 しかし、ここ1年はマルコ・ヴェッラッティやアドリアン・ラビオやなどの若手に押され気味で、さらに8月3日にネイマールが史上最高額の2億2200万ユーロ(約284億円)でバルセロナから加入。パリSGにはファイナンシャル・フェアプレー抵触を避けるため現有戦力の換金が求められており、昨夏から熱心なオファーがあったユーベへと売却された。
 
 そんなマテュイディにユーベは大きな期待を寄せている。その無尽蔵なスタミナとダイナミックなプレーから『マラソンマン』と評し、「2012-13シーズンから連続して年間50試合出場を続けている」と、その体力を称賛した。
 
 今夏の移籍市場で中盤の軸となる選手の獲得を模索しながらも、ターゲットに据えたリバプールのエムレ・ジャンやセビージャのステベン・エヌゾンジとの交渉がいずれも停滞しているユーベ。それだけに、昨シーズン終盤に固まった4-2-3-1ではダブルボランチの一角、3センターハーフではインサイドハーフ、そして有事にはサイドハーフもこなすマテュイディの加入は、大きなプラスと言えるだろう。