18日、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次いでいる中、日本が新たな迎撃システムの導入を決定した。韓国では「日本の軍国主義の復活」に対する懸念の声が強まっている。写真は旭日旗。

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2017年8月18日、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次いでいる中、日本が新たな迎撃システムの導入を決定した。韓国では「日本の軍国主義の復活」に対する懸念の声が強まっている。

韓国・YTNなどによると、日本の小野寺五典防衛相は17日(現地時間)、米国のマティス国防長官とワシントンで会談し、陸上設置型の迎撃ミサイルシステム「イージスアショア」を導入する方針を伝えた。

「イージスアショア」は海上自衛隊のイージス艦に搭載されている迎撃ミサイルSM3を高性能レーダーと共に陸上に配備するシステム。

日本の防衛省は導入の時期も当初の計画より早める方針だが、この背景には北朝鮮が最近、「グアムの海上にミサイルを発射すれば日本の上空を通過することになる」と威嚇し、国民の不安が高まっている現状があるとみられている。防衛省はこれ以外にも、ミサイル防衛任務を遂行するイージス艦の増加、宇宙部隊の創設、高性能レーダー開発への着手を発表するなど軍事力を強化させる考えを明確にしている。

安倍晋三首相が2012年に就任して以降、日本の軍事力は拡大し続けており、今年の防衛費は過去最高の5兆円超となった。このため、韓国では「日本が北朝鮮の脅威を利用し、戦争できる国、軍国主義の復活に向かっているのではないか」と懸念する声が出ている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「軍国主義の復活ではなく、徹底した準備だ。韓国政府も見習うべき」「正直、日本がうらやましい。国民は心強いだろう」「日本の見習うべきところは、自国民を大切にするところと徹底的に復讐するところ」など日本政府の対応を称賛する声が寄せられている。

また、「おかしいのは何もしない韓国の方」「気に入らないなら早く朝鮮半島を統一させることだ。昔も今も韓国の指導者はのん気で弱くて無能だ」「日本は徹底的に準備をしているのに、当事者の韓国は『戦争はない』と決めつけてあぐらをかいている」など韓国政府の対応に不満を示すコメントも。

そのほか、「口先だけで平和を主張するのではなく、国の安全のために他国に頼らない現実的な対策を考え、推進してほしい」「韓国も戦争への対策を具体的に教えてほしい。慰安婦やセウォル号の問題はもう終わりにして」などと訴える声もみられた。

一方で「恐ろしい。日本国民はなぜ反対しない?」「日本はわざと騒ぎ立て、戦争ムードをあおり立てているのでは?」と懸念する声もあった。(翻訳・編集/堂本)