アートは、作る人と見る人がいてはじめて成り立つもの。ひとりでは完結しない、ある種のコミュニケーションとも言えるかもしれません。

一方で県庁は、その土地に暮らす人の営みを守る機関。アートという「媒体」と、県庁という「場所」が結びついたとき、そこにはどんな空間が生まれるのでしょうか?

そこで佐賀県が始めたのが、NAKEDとコラボした「アート県庁プロジェクト」。

県庁を「遊べる」
アート空間に

このプロジェクトの大きな目玉となるのは、佐賀の歴史と地理を語る上で欠かすことのできない、佐賀県がもつふたつの海「有明の海と玄海」をモチーフにした夜景プロジェクションマッピング「星空のすいぞくかん」。県庁の窓から見える佐賀の夜景に、10分間のオリジナルストーリーが映し出されます。

地元の人にとっては、自分が生まれ育った場所の美しさを再認識するアートとなり、観光客にとっては、佐賀という町を今まで以上に知ることができるはず。

また、窓に触れることで光の魚たちが集まってくる「スターライトフィッシュ」や、魚のトンネルがあらわれる「アクアリウムトンネル」など、大人も楽しめるインタラクティブアートがいくつも用意されています。

海と星空がひとつに溶け合うような不思議な感覚を味わえる、光のアート。行政機関として生活と地域の現実に向き合っている県庁だからこそ、アートの織りなす世界がよりファンタジック。

夜景の美しさも
再認識

手掛けているのは、クリエイティブカンパニー「NAKED」。これまでも、東京タワー、あべのハルカス、名古屋テレビ塔などで「夜景」をより楽しむための新しい提案をし続けてきました。この夜景とプロジェクションマッピングは、九州では初の試み。

「昼の県庁」とはまったく姿が変わる「夜の県庁」で、新しい佐賀の姿を見つめてみましょう。

アートによってより美しく見える街は、人と人が結びつき、共に生きることの意味を、わたしたちに教えてくれるのかもしれません。

アート県庁プロジェクト「星空のすいぞくかん」
Art Produce by NAKED

★日時:
4月〜9月 20:00〜22:00
10月〜3月 18:30〜22:00
※9月からは日曜・祝日は21:00まで

★場所:佐賀県庁展望ホール
佐賀県佐賀市城内1丁目1-59
※JR佐賀駅 徒歩20分 バス停「県庁前」徒歩1本

★料金:無料