週末にはボルシア・ドルトムントとのブンデス開幕戦が控えているヴォルフスブルク。しかしブルマ、さらにはブルックスも負傷離脱を余儀なくされたため、この試合では今夏に2部1860ミュンヘンから加入したフェリックス・ウドゥオカイがいきなり先発でブンデスデビューを果たす見通しだ。

そのウドゥオカイをよく知る人物の一人が、かつてヴォルフスブルクでもプレーし、1860ミュンヘンで同選手とチームメイトでもあったイビチャ・オリッチである。「彼の才能には即座に気づいたね。監督は「彼は確かな才能をもった選手だと話していたよ」とコメント。

まだティーンエイジャーだったウドゥオカイは、その年に主力の座をつかみとり、リーグ戦21試合で出場。ヴォルフスブルク移籍にまで飛躍を遂げたことに、特に驚きを感じてはいない。

ただ本来は徐々に育成していく方針ではあるのだが、しかしながらブルマに続き、ブルックスも負傷により長期離脱へ。開幕戦ではいきなりボルシア・ドルトムントと、そして昨季得点王のオーバメヤンとの対戦が控えている。「フェリックスならやってくれるさ」とオリッチ。「分厚く守るということ。スペースを与えては行けないし、それはDFだけでなくMFとの協力が必要だ」と言葉を続けた。


なおそのオリッチは、かつてハンブルク時代でチームメイトだったドイツ代表の守備の要ジェローム・ボアテングの姿を思い起こしており、「ボアテングのようなタイプの選手だよ。全ての兼ね備えた選手なのさ。スピード、テクニック、フィジカルさ、そしていい左足。そして頭をクリアにしてプレーすることができる。」とコメント。

そんな18歳は、普段は大人しく遠慮がちではあるのだが、「練習では削られたりもしたよ」とオリッチ。「それはいいことではあるけどね」と述べ、「フェリックスには得るものしかない。普段通りにプレーすることだ。多くのことを学び、さらに取り組むということ。彼はこれから素晴らしいキャリアが待っていると思うね」とエールを送っている。