ロシアのサンクトペテルブルクに停泊する砕氷LNGタンカー「クリストフ・ドマルジュリ号」(2017年6月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】仏石油大手トタル(Total)は17日、欧州からアジアへ液化天然ガス(LNG)を運搬する砕氷タンカーが、商業船舶として初めて北極海航路(Northern Sea Route)の単独航行に成功したことを明らかにした。

 トタルによると、北極海航路を利用した砕氷LNG船は「ベーリング海峡(Bering Strait)を通り、15日間でアジアに到達可能」で、エジプトのスエズ運河(Suez Canal)を経由するルートの半分の日数で済むという。

 砕氷LNG船「クリストフ・ドマルジュリ号(Christophe de Margerie)」(全長300メートル)は、7月27日にノルウェーのスノービット(Snovhit)を出航し、韓国・保寧(Boryeong)に向かっている。同号は7月〜11月なら砕氷船を伴わず単独で北極海航路を通行できる。

 欧州とアジアを結ぶ北極海航路は近年、地球温暖化の影響で1年のうち航行可能な時期が伸びた。だが、これまで商業船舶が航行する際には砕氷船の同伴が必要だった。
【翻訳編集】AFPBB News