由利高原鉄道は、旧国鉄矢島線を引き継いだ第三セクターの鉄道会社です

由利高原鉄道の鳥海山ろく線は、JR羽越本線の羽後本荘駅を起点に、矢島駅まで23.0kmを結んでいます。そもそもは横荘鉄道が1922年(大正11年)に羽後本荘〜前郷間11.6kmを開業したことが始まりでした。1937年(昭和12年)に国有化され矢島線となります。1938年(昭和13年)には矢島まで開通しました。

しかし1981年(昭和56年)第1次廃止対象特定地方交通線として廃止が承認されます。1985年(昭和60年)に第三セクターの由利高原鉄道に移管され鳥海山ろく線が開業しました。

由利高原鉄道YR-3000形-3003気動車に乗ります

羽後本荘駅の由利高原鉄道ホームで待っていたのは由利高原鉄道YR-3000形気動車3両の中で2014年(平成26年)に導入された最新の車両、3003号車でした。と言っても雪でよく見えません。※トップ画像参照

後方に回るとよく分かります。

鳥海山ろく線終端部が見えます。

由利高原鉄道ホームの駅名標です。

早速、乗り込みます。3003号車のシートには刺し子があしらわれています。

15:50、矢島駅に向けて出発しました。架線のある羽越本線と並んで走り始めます。

羽越本線と離れるとすぐに薬師堂駅です。

薬師堂駅。

1922年(大正11年)開業の駅です。開業以来の木造駅舎は残念ながら2009年(平成21年)に解体され、現在の駅舎に立て替えられました。新しい駅舎も良い感じですが。

子吉駅。

この駅舎も2011年(平成23年)に改築されています。駅舎内に簡易郵便局がありましたが受託者高齢化で2016年から閉鎖されています。

駅名標、背後はバス停?

子吉駅から次の鮎川駅に向かっては長い下り坂になっていて、SL時代、馬力の低い蒸気機関車は坂を登ることが出来ず、いったん鮎川方面にバックして再び加速、勢いをつけて勾配に挑む姿がしばしば見られたそうです。

と、今回はここまでにして「私鉄に乗ろう 16 由利高原鉄道 鳥海山ろく線 その2 鮎川駅〜曲沢駅」に続きます。

(写真・記事/住田至朗)