スペイン・バルセロナのランブラス通りで起きた車突入事件の現場に到着した警察や葬儀社の車両(2017年8月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】サッカー界の象徴で永遠のライバルであるリオネル・メッシ(Lionel Messi)とクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が17日、スペイン・バルセロナ(Barcelona)で車が群衆に突っ込み死亡した13人の犠牲者に哀悼の意を示した。

 事件で容疑者は、観光客でにぎわう同市最大の繁華街ランブラス(Las Ramblas)通りに車で群衆に突っ込み、そのあとには大虐殺があったかのような情景が残された。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属する30歳のメッシは、自身のインスタグラム(Instagram)に、「私たちの愛するバルセロナで起きたおぞましい事件の犠牲者の家族と友人に、哀悼の意と全面的なサポートを送りたい」と投稿している。

「私たちは屈しない。敬意と寛容が共存の根幹となっている平和で憎しみのない世界で暮らしたいと願う私たちのような人がたくさんいる」

 レアル・マドリード(Real Madrid)でプレーするポルトガル代表の主将ロナウドは、50人以上の負傷者を出した事件で受けた衝撃をソーシャルメディアで示した。

「バルセロナから届いたニュースに幻滅している。犠牲者の家族と友人に全面的な支援と団結を」

 ロナウドやメッシと同じように、ソーシャルメディアには世界中のアスリートから事件に対するメッセージがあふれている。

 男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)はツイッター(Twitter)に「影響を受けた家族と街を全面的にサポートする」と投稿し、ナダルと親交のあるバスケットボール選手のパウ・ガソル(Pau Gasol)は「バルセロナのランブラスで起きた出来事に大きなショックを受けている。困難な時期にある犠牲者やけがをした人、その身内の方を心から支えたい」とコメントしている。

 世界ロードレース選手権(WGP) MotoGPクラスで3度年間王者に輝いたバルセロナ出身のマルク・マルケス(Marc Marquez)は、カタルーニャ語をはじめ各国の言語で「バルセロナが大好き」というメッセージを表したイラストを投稿している。

 また、現在ポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)でプレーするサッカー元スペイン代表のGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)は、「なんという悲しみだ。私は犠牲者とその家族と共にある。バルセロナにたくさんの力を」とメッセージを送った。

 レアルの主将セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)はツイッターに、「テロリズムにノーを。恐怖の支配にノーを。テロリズムを止めろ」と投稿している。

 FCバルセロナはクラブの公式ツイッターに、「われわれの街を標的とした攻撃に深い悲しみに暮れている。われわれは犠牲者とその家族、バルセロナ市民と共にある」と投稿し、20日に行われるレアル・ベティス(Real Betis)との開幕戦で選手は喪章を巻いてプレーすると発表している。

 レアルは公式声明で、「バルセロナ市内で起きたテロ攻撃に深い悲しみを示す。クラブは犠牲者とその家族、友人たちとの結束を表す。この事件でけがをしたすべての人がいち早く回復するよう願っている」と発表している。

 なお、同国サッカースペイン1部、2部のすべてのクラブは、18日から始まる新シーズンの開幕戦で犠牲者に対し黙とうをささげるとしている。
【翻訳編集】AFPBB News